新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　エア・カナダにとって2023年は旅行需要の回復を享受できる素晴らしい一年でした。

　日本においては、4月22日より3年ぶりに東京（羽田）－トロント線の運航を再開、6月3日には約3年半ぶりに関西－バンクーバー線の運航を再開しました。加えて今年の冬期運航スケジュールでの日本路線の供給座席数は一年前の約2倍、96％増となっています。

　今年も引き続き国際線多様化戦略を展開し、アジア路線の供給座席数の増強を実施して参ります。現在の冬期運航スケジュールではアジアーカナダ間に週57便、今年の夏期運航スケジュールでは週64便を運航する予定です。また、年末年始と旧正月の旅行シーズンに向けて、香港線を1日最大2便運航、上海線を大型機で運航しています。またシンガポール線を2024年4月に新規開設する予定です。加えて、関西－バンクーバー線の夏期運航スケジュールを前倒しして、関西国際空港発5月2日から運航を開始いたします。

　エア・カナダでは機内サービス充実にも努めており昨年5月より、機内でのテキスト通信サービスを無料で提供開始をしました。現在ではLINEでの利用も可能となっています。アエロプラン会員、提携航空会社のマイレージプログラム会員の皆様にご利用いただけます。

　また、数々の賞を頂いているメープルリーフラウンジの新設プロジェクトの一環として、7月にはサンフランシスコ国際空港（SFO）に、世界で28か所目、アメリカでは3か所目となるラウンジをオープンしました。今後多くのラウンジを新設予定であり、お客様にワンランク上の快適さと利便性の提供をさらに拡充してまいります。

　カナダへのゲートウェイであるバンクーバー、トロント、モントリオールの三つのハブ空港へ是非お越しいただき、アメリカを含めた到着地での様々な体験をしていただきたく存じます。スムーズな入国審査と乗り継ぎで、カナダの他の都市やアメリカの都市、さらにはカリブ海の都市へ訪れていただくことにより、ご旅行だけでなくビジネスや留学にもエア・カナダを便利にご利用頂ければと存じます。

　お客様の機内・空港での快適性、利便性を引き続きさらに高めて参りたいと存じますので、本年もエア・カナダをどうぞよろしくお願いいたします。