年末年始高速バス予約動向、コロナ前の水準まで復調 ウィラー
WILLER EXPRESS(ウィラー)はこのほど、年末年始(12月22日―2024年1月8日)の同社高速バスの予約状況から動向をまとめた。年末年始動向を発表するのは初めて。予約数は前年同期比48%増となるなど好調で、19年同期比と同等となりコロナ前の同水準まで復調している。
路線別でみても全路線のうち9割が前年から増加。特に早期予約の伸びが顕著だという。路線別予約数は1位東京―岡山・広島で85%増。2位東京―大阪、3位東京―長野と続く。時間の有効活用ができ、出発・到着時刻の都合がいいという高速バスのメリットが好調の要因と同社は分析している。
高速バス予約の利用目的は「ライブ・イベント」がトップで、全体の41%を占める。次いで観光・グルメ、帰省・知人や家族と会う―が続く。
予約者の属性は全体の7割強が女性。快適性を追求したシート設定や女性専用席指定サービスなどに支持が集まっているようだ。年代別では半数を20代が占める。
動向は11月15日時点での予約実績から算出した。
情報提供:トラベルニュース社