加賀温泉郷・ゆのくにの森、メタバース美術館を開設
石川県・加賀温泉郷にある伝統工芸のテーマパーク・ゆのくにの森は1月11日、メタバース空間「メタバース美術館」をオープン。アバターが館内をめぐり、ゆのくにの森の体験コンテンツや人気スポットの見学を疑似体験できる。
メタバース美術館はインターネット上の仮想空間。パーク内で体験できる「石川県を代表する50種類以上の伝統工芸体験」や人気写真スポット「アンブレラスカイ」などのコンテンツをまとめた14個の動画を通して、ゆのくにの森の魅力を体感し楽しめるというもの。
また、パーク内にある古民家5棟を再現した3Dマップも公開ネット接続環境さえあれば時間や場所を選ばず、現地へ足を運ばなくてもリアルに感じられる。
ゆのくにの森の新滝淳子社長は「当施設は広大な土地に江戸・明治時代の建物を移築してできた観光施設で、気軽に工芸体験や四季の自然をお楽しみいただけます」と話す一方、「施設の魅力をパンフレットや写真だけでお伝えするのはむずかしいと思っていました」と述べ、メタバース美術館を作ることで「これまで以上に国内外へリアルな情報発信ができるようになりましたので、お客様にとって将来訪れたい場所の一つになれば、うれしい」としている。
メタバース美術館はhttps://www.yunokuni.jp/mori/から。
情報提供:トラベルニュース社