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江戸の歴史・文化の理解促進に係るワークショップ(第1回)
~「水運」をテーマにした観光街歩きワークショップ~ イメージ



 東京都は、江戸の歴史・文化の理解促進を図るとともに、一つの観光資源として国内外に発信していくため、「江戸の水運」をテーマとした街歩きワークショップを開催いたします。
 江戸に入府した徳川家康によって、河川の開削が行われ、町を巡る水路は世界有数の大都市での生活を支える重要なインフラとなっていきます。今回のワークショップでは、この「水運」をテーマに観光街歩きの楽しみ方を紹介し、江戸期の水運に関する理解を深めていただけます。当時の水路が残されている清澄白河エリアをフィールドとし、実際の水路や周辺の観光スポットを取り上げながら、水運を活かした地域資源の魅力化を行う方法を考えます。
 旅行関連事業者の皆様を対象とし、地元の歴史・文化の魅力や奥深さについての理解を深め、観光資源としての可能性を知っていただくことで、旅行者の方がより一層東京観光を楽しめるような商品造成等にもつなげていくことを目的としています。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

■主催:東京都

■日時:2025年10月31日(金) 13:00~16:00

■会場:森下文化センター(東京都江東区森下3-12-17)
都営地下鉄新宿線・大江戸線「森下」駅 A6出口より徒歩8分
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅 A2出口より徒歩8分

■参加費:無料

■対象:都内旅行関連事業者、都内自治体の観光担当者、都内観光協会、旅行商品の造成等に携わる事業者等

■講師:古畑侑亮(ふるはたゆうすけ)氏
1990年、長野県諏訪市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、獨協大学国際教養学部言語文化学科特任講師。江戸から明治を生きた市井のコレクターの営みやその遺産について研究。2024年に『コレクションと歴史意識―十九世紀日本のメディア受容と「好古家」のまなざし―』を勉誠社より刊行。文学通信HPにて「江戸の勉強術」を絶賛連載中。歴史学と社会との関係に関心をもち、街歩き企画「エド散歩」やハイブリッド講演会「お江戸night’s」などを開催している。

■ワークショップ内容:江戸期の水運に関する講義、フィールドワーク(90分程度)、グループワーク