【2024】パリの1日モデルコース2パターン！観光スポットの見どころも徹底解説
パリはこんな場所！
芸術の都であるパリは、エッフェル塔や凱旋門、ヴェルサイユ宮殿などの世界的に名高い建造物があり、誰もが憧れたことのある都市の1つではないでしょうか。世界三大料理であるフランス料理やワインも有名で、フランスの美食術はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
パリ旅行におすすめの季節は夏で、気温が年間を通して東京より約5℃低いことや日照時間が長く、21時頃まで明るいことがその理由。冬は気温が下がり、日照時間が短くなりますが、11月中旬以降にパリの各地で開催されるクリスマスマーケットやイルミネーションが人気です。
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パリ観光をする時のポイント！定休日と工事について
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パリ旅行で注意したいポイントは、定休日と工事について。定休日を考慮せずにいると、滞在時間を無駄にしてしまう可能性があります。日曜日は定休日の店が多いので、事前にチェックしましょう。
パリ市内の工事については、歴史的建造物の老朽化やパリオリンピックに向けて頻繁に実施されているのが現状。景観を重視する方は、お目当てのスポットの工事情報を確認してくださいね。
パリ観光をする時のポイント！メトロの利用について
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パリでの移動手段は、メトロに乗車するのがスタンダードです。パリのメトロはスリが多く危険だというイメージを持っている方も少なくないと思いますが、以下のようなスリ対策を事前に把握しておいてください。正しい知識と対策方法を身につければ、不安を取り除くことができます。
- 女性や子どもであっても周囲の人に注意する
- ガイドブックを見ない
- 現金を分散させて持つ。財布はバッグにはいれずに首から下げて服の中に入れる
- バッグのチャックに手を添えておく
- ドア付近に立たないようにする。ドア付近になってしまう場合は次の電車を待つ
ここでは、パリのおすすめ観光スポットとアクセス方法を紹介します。メトロを上手く活用しながら効率よく観光しましょう。
初めての方におすすめのモデルコースはこれ！
パリは意外とコンパクトな街で、面積は山手線の内側とほぼ同じだと言われています。定番の観光スポットやレストランを1日に盛り込むスケジュールを立てることも可能です。
ここでは具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、参考にしてみてください。
８：３０ ▶︎ ラデュレ パリ ボナパルト店
■メトロMabillon駅より徒歩6分 (21 Rue Bonaparte, 75006 Paris)
マカロンが有名な老舗パティスリーのモーニングで、1日をスタートしましょう。おすすめのメニューは、マカロンがトッピングされているフレンチトーストです。2階がティールーム、1階がブティックになっているので、食後にお土産のマカロンを購入できます。
せっかくなので、日本では売っていない限定のものを見つけてくださいね。
９：４５ ▶︎ ルーブル美術館
■ラデュレ パリ ボナパルト店より徒歩9分 (Musee du Louvre, 75058 Paris)
ルーブル美術館は世界の名作が所蔵されていることから、芸術に疎い方でも一見の価値がある美術館です。日本の美術館では想像がつかないほど混雑しているので、あらかじめお目当ての作品をリサーチしておくことをおすすめします。
入場ゲートは事前予約者と当日枠での入場者に分かれており、当日枠での入場は時間をロスしてしまう可能性があるので、なるべく日本で事前予約をしておきましょう。
１３：３０ ▶︎ アンジェリーナパリ本店
■ルーブル美術館より徒歩9分 (226 Rue de Rivoli, 75001 Paris)
ランチは、モンブラン発祥の地やココシャネルが常連客だったことで有名なサロンド・テ アンジェリーナがおすすめです。行列必至ですが、メニューを見るだけでワクワクしてくるはず。フランスが本場のクロックムッシュやモンブランを、ぜひ味わってみてください。
１５：３０ ▶︎ オペラ座
■アンジェリーナパリ本店よりメトロで5駅(乗車時間7分) (Pl. de l'Opéra, 75009 Paris, フランス)
「オペラ座の怪人」の舞台として有名な、国立歌劇場です。オペラやバレエの観劇に敷居の高さを感じている方には、公演のない時間帯に劇場内を見学するのがおすすめ。ネオ・バロック様式の煌びやかな空間に、一瞬で引き込まれます。
１８：１５ ▶︎ セーヌ川クルーズ
■オペラ座からメトロで6駅(乗車時間8分) (Port de La Bourdonnais 75007 Paris)
世界遺産に登録されているセーヌ川河畔でのディナークルーズは、パリの街並みと本格的なフランス料理を堪能できるとっておきのコンテンツ。ドレスコードはスマートカジュアルなので、観光のあとそのまま乗船場に向かえます。夜景を楽しみたい方は、20時30分からの枠も選択可能です。
１９：４５ ▶︎ エッフェル塔
セーヌ川クルーズ解散場所から徒歩4分 (Champ de Mars, 5 Av. Anatole France, 75007 Paris)
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1日のラストは、昼間とは別の表情を魅せてくれるエッフェル塔のライトアップへ。毎時00分から5分間のシャンパンフラッシュでは、光の粒がまるでシャンパンの泡のようにキラキラと煌めくエッフェル塔を眺めることができるので必見です。
注意すべき点は、パリの日没時間が季節によって異なること。冬の日没は17時半頃ですが、夏の日没は21時を過ぎます。イルミネーションを楽しむ方は、日没時間を忘れずにチェックしましょう。
夜間の散策が不安な方は、オープントップバスで巡るイルミネーションツアーに参加するという選択肢もありますよ。
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以下は海外旅行予約ができる「たびチャット」のLINEで確認できるツアーの一例です。
ツアー名 | 金額 | 備考 |
159,000円 ～ 249,000円 | 経由便 | |
217,000円 ～ 344,000円 | 経由便 | |
224,000円 ～ 642,000円 | 直行便 | |
274,000円 ～ 549,000円 | 直行便・観光付 |
旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。
パリの暮らしを体験したい方におすすめのモデルコースはこれ！
最近の旅行では観光スポットを訪れるだけでなく、現地の文化に触れるための様々な体験も人気です。パリで暮らす人々の休日をイメージして1日を過ごしてみることで、新しい価値観に触れる機会が得られるかもしれません。
ここでは具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
７：３０ ▶︎ デュ・パン・エ・デジデ
■メトロJacques Bonsergent駅より徒歩2分 (34 Rue Yves Toudic, 75010 Paris)
日本にも進出しているほど有名なブーランジュリー(パン屋)で、朝食のパンをテイクアウトしましょう。ピスタチオ&チョコレートやラズベリーのエスカルゴパンと、クロワッサンが人気。いつも地元のパリジャンで行列をなしているので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
８：００ ▶︎ サン・マルタン運河
■デュ・パン・エ・デジデから徒歩6分
サン・マルタン運河は地元の若い人たちに憩いの場として親しまれており、映画のロケ地になっていることでも知られている場所です。パリっ子に交ざってテイクアウトしたパンを食べたあとは、全長4.5kmの運河を散策してみましょう。木漏れ日や水辺の景色、朝のフレッシュな空気を感じることができますよ。
９：００ ▶︎ サクレ・クール寺院
■サン・マルタン運河からメトロで4駅(乗車時間5分)、下車後徒歩12分 (35 Rue du Chevalier de la Barre, 75018 Paris)
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サクレ・クール寺院はモンマルトルの丘の頂上に位置しており、パリの街並みを見下ろせるパノラマビューが魅力です。青空に映える真っ白な外観の美しさもさることながら、厳かな雰囲気が漂う大聖堂内のモザイク画も見逃せません。
１０：００ ▶︎ モンマントルエリア
ノスタルジックな雰囲気が漂う、パリで一番高い丘に位置する下町を散策してみましょう。このエリアは芸術家の街としても知られており、テルトル広場には無名の画家たちが集まっています。旅の記念に絵を描いてもらうこともできるので、自分の好みに合ったテイストの画家を見つけるのも楽しみの一つです。
階段や坂道が多い町をショートコースで周りたい方は、プチトランという蒸気機関車型の観光用ミニバスに乗車してみてはいかがでしょうか。プチトランの乗り場はサクレ・クール寺院からすぐの場所にあり、一周すると町の雰囲気をつかめるのでおすすめです。
１１：３０ ▶︎ ギャラリーラファイエット
■モンマルトルからメトロで4駅(乗車時間5分) (40 Bd Haussmann, 75009 Paris)
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パリで一番有名な老舗百貨店で、グルメ館は日本のデパ地下のようにお惣菜がショーケースに並んでいる美食の宝庫です。トリュフや生ハム、チーズなど、パリならではのデパートグルメをテイクアウトしましょう。
館内の吹き抜け天井の造形美や屋上テラスから眺めるオペラ座やエッフェル塔の景色など、ショッピング以外にも見どころがありますよ。
１２：３０ ▶︎ サンドミニク通り
■ギャラリーラファイエットからメトロで4駅(乗車時間6分)
サンジェルマン通りからエッフェル塔までの約1kmにはおしゃれでカジュアルなショップが立ち並んでおり、デパートとは異なる魅力があります。ショップの外観やショーウィンドウのディスプレイを眺めながら、気の向くままに立ち寄れるのが醍醐味です。
この通りはグルメ通りとも称され、有名なブーランジュリー(パン屋)もたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。
フォトスポットとしておすすめなのは、ブラッスリーの「Le Recrutement」の前です。ここからは街並みの中にさりげなくエッフェル塔が映り込む、パリらしい風景を切り取ることができますよ。
１３：３０ ▶︎ シャン・ド・マルス公園
■Le Recrutementから徒歩15分 (2 All. Adrienne Lecouvreur, 75007 Paris)
シャン・ド・マルス公園は、青空と緑の芝生に映えるエッフェル塔の正面で、ピクニックができるスポットです。パリを象徴する景色を眺めながらテイクアウトしたデリやバゲットを食べれば、暮らしを楽しむのが上手なパリジャンやパリジェンヌに仲間入りした気分を味わえます。
近くにはメリーゴーラウンド越しのエッフェル塔が撮れるスポットもあるので、時間に余裕がある方はぜひ訪れてみてください。
１５：００ ▶︎ 凱旋門
■シャン・ド・マルス公園からメトロで6駅(乗車時間8分) (Pl. Charles de Gaulle, 75008 Paris)
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時間と体力に余裕がある方は、234段の階段を登って展望台を訪れてみてはいかがでしょうか。凱旋門を中心に12本の道路が星のように広がっている景色は、ぜひ体感してもらいたい光景です。
１６：００ ▶︎ シャンゼリゼ大通り
■凱旋門からすぐ
凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼ通りは約2kmあり、直線に進むと1時間ほどの散策コースです。少し下り坂になっているので、凱旋門からスタートするのがおすすめ。ブティックでのショッピングやカフェでのティータイムを満喫しましょう。
１９：００ ▶︎ ラ・カンティーヌ・デュ・トロケ・デュプレックス
■メトロDupleix駅より徒歩2分 (53 Boulevard de Grenelle, 75015 Paris)
美食の街として知られるバスク地方出身のシェフが、パリやカンヌ、バスクでの修行を経て開いたビストロです。パリには、デュプレックス店を含んだ5店舗があります。地元の常連客になった気分で、食材選びにこだわったシンプルで美味しい料理を堪能しましょう。
ディナーの営業時間は19時から22時45分までで、モーニングやランチも営業しています。
２１：００ ▶︎ モンパルナス・タワー
■ラ・カンティーヌ・デュ・トロケ・デュプレックスからメトロで5駅(乗車時間6分) (33 Av. du Maine, 75015 Paris)
59階の展望デッキでは、エッフェル塔やサクレ・クール寺院などといったパリの景色を一望できます。日が長い季節であれば、夕暮れから夜にかけて刻々と変化していく様子を眺めるのもおすすめです。
スポット名 | モンパルナス・タワー |
住所 | |
アクセス | Paris Montparnasse Hall 1 - 2駅から徒歩1分 |
料金 | 18€ (約2,840円) |
パリ旅行は十人十色、パリの魅力を隅々まで満喫しよう
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本記事では、パリの定番スポットと穴場スポットを組み合わせた、2つのモデルコースを紹介しました。
パリには、エッフェル塔や凱旋門などの定番スポットだけでなく、知られざる穴場スポットも数多くあります。そんなパリだからこそ、穴場スポットが自分にとって特別な場所になる可能性を秘めているのです。ぜひ、ご自身の興味や好みに合わせて、モデルコースをアレンジしてみてください。
本記事を参考にして、既存のツアーにはない自分だけのパリ旅行を実現させましょう！
