【2025年最新版】お得にスイス旅行!ベストシーズンと安い時期

スイス旅行の安い時期は1月〜2月と5月〜6月!その理由は?
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スイス旅行をもっともお得に楽しめるのは、冬季の1月〜2月と初夏の5月〜6月です。冬は寒さの影響で、スキー客を除く観光客が減少することがその理由。
5月〜6月はヨーロッパの観光シーズン前にあたり、旅行者が比較的少なく、航空券や宿泊費が抑えられます。ただし、観光のピークシーズンに向け、6月下旬からは宿泊費が上昇する傾向があります。
スイスの冬は、氷点下まで気温が下がる日も珍しくありません。また、5月〜6月は天気が変わりやすく、寒暖差が大きい季節です。旅行の際には、冷え込みや気温差に対応できる服装を準備して出かけましょう。
成田↔︎チューリッヒの航空券|各月の相場から安い時期をチェック
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航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期にスイス旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【成田↔︎チューリッヒ|往復航空券の相場】
直行便 スイスインターナショナルエアラインズ | 経由便 エティハド航空 | |
1月 | 194,780円 | 154,940円 |
2月 | 194,700円 | 155,940円 |
3月 | 207,040円 | 193,140円 |
4月 | 217,040円 | 171,520円 |
5月 | 194,540円 | 138,620円 |
6月 | 184,540円 | 124,220円 |
7月 | 207,040円 | 197,720円 |
8月 | 242,040円 | 206,520円 |
9月 | 227,040円 | 192,020円 |
10月 | 217,040円 | 209,020円 |
11月 | 197,040円 | 175,320円 |
12月 | 207,040円 | 181,520円 |
各月の航空運賃相場を比較すると、最も安い時期はスイスインターナショナルエアラインズ、エティハド航空ともに、1月〜2月と5月〜6月となりました。
航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
\ もっと知りたい方はこちらから /
スイス旅行の費用を安く抑える方法!飛行機代から食費まで総まとめ!

航空券を安く購入する方法
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成田↔︎チューリッヒの航空券の相場からもわかるように、航空券が最も安いのは1月〜2月と5月〜6月です。航空券がもっとも高い夏季と比較して、5万円〜8万円ほど運賃が低めです。
そのため、航空券を安く購入したい方は、冬季・初夏→春季・秋季→夏季の順番で渡航時期を検討してみてください。
航空券の価格は曜日によっても変動します。一般的に、金〜土曜出発は高く、月〜水曜出発は安くなる傾向があります。搭乗日を1日ずらすだけで数千円の差が出ることもあるので、スケジュールに余裕がある方は日程を柔軟に調整してみてください。

航空券を安く購入するには、航空会社の正規割引運賃であるペックス運賃だけでなく、旅行会社の格安航空券やIT運賃も検討しましょう。
たびチャットでは、航空券とホテルのセットプランを取り扱っています。スイス旅行を計画中の方には、お得に旅行を実現するチャンスです。旅行のプランニングにお悩みの方は、LINEでお気軽にご相談ください。
1月〜2月・5月〜6月に訪れるメリット・デメリット
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冬(1月〜2月)と初夏(5月〜6月)のスイスは、観光客が比較的少なく、落ち着いた雰囲気を味わえる点が魅力です。冬は本格的なウィンタースポーツや壮大な雪景色を、初夏は新緑の中でハイキングや観光を楽しめます。
一方で、冬のスイスは寒さが厳しく、日照時間も短くなります。また、初夏は天候が急変しやすく、雨が降ることもあるため、観光の際にはいくつかのデメリットがあります。
メリットを最大限に活かし、デメリットをできるだけ減らすために、事前にしっかりと計画を立てましょう。
メリット|アウトドアアクティビティを満喫できる
冬のスイスは、世界屈指のウィンタースポーツの聖地。アルプスの絶景を望むスノーシュートレッキングや、氷河特急からの雪景色の鑑賞など、冬ならではの体験が満載です。
初夏には雪解けが進み、美しい花畑と雪をかぶったアルプスの絶景を同時に楽しめます。本格的なハイキングシーズンの幕開けでもあり、美しい川や湖でのアクティビティも充実。自然の魅力を存分に味わえる時期です。
メリット|混雑を避けて、ゆったりと観光できる
冬は寒さの影響で観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめます。5月〜6月中旬は観光のピークシーズン前にあたり、真夏ほどの混雑はありません。
行列を避けてじっくりと名所を巡りたい方にとって、最適なシーズンといえるでしょう。
メリット|航空券やホテルの料金が安い傾向にある
冬季と初夏は夏季に比べて観光客が比較的少ないことから、航空券やホテルの価格を抑えられる傾向があります。
旅費の大部分を占めるコストを節約できるため、少しでもお得に旅行したい方におすすめの時期です。
デメリット|冬は寒さや雪に注意が必要
スイスの冬は寒さが厳しく、山岳エリアでは-10℃以下になることも。都市部でも0℃前後の寒さが続きます。
十分な防寒対策に加えて、屋内で過ごせるプランも取り入れた旅程づくりがポイントです。
デメリット|冬は日照時間が短い
冬のスイスは日照時間が短く、夕方5時前には日が暮れるため、他の季節に比べて観光できる時間が限られます。効率よく観光を楽しむために、事前にしっかりと計画を立てましょう。
デメリット|初夏は天候が不安定
5月〜6月にかけてのスイスは、比較的雨が多い時期です。特に山岳エリアでは天候が急変することがあり、朝は晴れていても午後は雷雨になることも。
登山やハイキングを計画する際には、天気予報をチェックし、無理のないスケジュールを心がけましょう。
スイス旅行の節約術
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スイスは物価が高い国として知られていますが、工夫することで節約しながら楽しめます。
スイス旅行の節約術は、以下のとおりです。
- 宿泊費|コスパの良いチェーンホテルに宿泊する
- 食費|市場やスーパーマーケット、フードコートを利用する
- 観光費|観光パスを利用する
宿泊費の節約術
チューリッヒでホテル代を節約するなら、コストパフォーマンスの良いチェーンホテルに泊まるのがおすすめです。
ホリデイインやフォーポイント・バイ・シェラトン、イビスなどがその一例。これらのチェーンホテルは、いずれも観光にも比較的便利な場所に位置しています。客室はコンパクトながら機能的で、リーズナブルな価格で宿泊可能です。
食費の節約術
スイスでは、市場やスーパーマーケットで食材を買うことで食費を抑えられます。種類が豊富なチーズや「ビュンドナーフライシュ」と呼ばれる牛干し肉は、スイスならではの食材。サンドイッチにすれば、本場の味を手軽に楽しめます。
大型スーパーにはフードコートが併設されていることが多く、レストランより手頃な価格で食事ができます。複数のお惣菜を試せるのも、フードコートならではの魅力です。
また、スイスは水資源が豊富で、水道水がそのまま飲めるほど美味しいと評判です。マイボトルを持参し、街中の給水スポットを利用すれば、飲料代の節約にもつながります。
観光費の節約術
スイスの主要な観光スポットには、入場料がかかるところが多くあります。しかし、フリーパスや割引券を利用することで、入場料を節約することが可能です。
具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- スイストラベルパス|3日、4日、6日、8日、15日の5種類から選べる乗り放題のパス。鉄道、湖船、バスが対象で、500か所以上のミュージアムにも入場可能。
- チューリッヒカード|チューリッヒの公共交通機関が乗り放題になり、博物館や美術館の入場料が無料あるいは割引になる。
スイスのベストシーズンは初夏と秋!その理由は?
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スイスのベストシーズンは、6月〜7月上旬の初夏と、9月〜10月の秋です。この時期は天候が安定していて日照時間も長く、アルプスの絶景や自然を快適に楽しめます。
7月下旬〜8月も人気ですが、ヨーロッパ中から観光客が訪れるため、観光地は混雑し、航空券やホテル代も高騰します。
初夏 (6月〜7月上旬)|ハイキングのベストシーズンと色鮮やかな自然
スイスの高原地帯では6月になると雪解けが進み、緑豊かな草原に色とりどりの高山植物が咲き始めます。ツェルマットやラウターブルンネン、グリンデルワルト周辺では、本格的なハイキングや登山が楽しめるシーズンの到来です。
晴天率が高く、山の天気も比較的安定しているため、マッターホルンやユングフラウヨッホの絶景をじっくり満喫できます。湖畔の町モントルーやルツェルンでは、のんびりとした避暑もおすすめです。
秋 (9月〜10月)|穏やかな気候の中、芸術と実りの秋を満喫
紅葉に彩られたアルプスの風景を楽しめるスイスの秋は、街歩きや芸術鑑賞にもぴったりの季節。観光客が少なくなるため、チューリッヒやベルン、ローザンヌなどの旧市街をのんびり巡れるのもポイントです。
また、ラヴォーのブドウ畑では収穫祭が行われ、新酒やチーズ、トリュフなど秋の味覚を楽しめるグルメイベントも充実。芸術と自然、そして実りの恵みを一度に味わえるのが秋のスイスの魅力です。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
旅行の時期を選ぶことは、旅の満足度を左右します。数ある魅力的なシーズンの中から、ご自身にとってのベストシーズンを選ぶことが、スイス旅行を叶える第一歩です。
ここでは、気候、日照時間、イベント、自然の見どころ・アクティビティといった多角的な視点から、旅行時期を決めるためのヒントを紹介します。
1.気候で選ぶ
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スイスの気候は一年を通して日本より冷涼で、四季がはっきりしているのが特徴です。
冬は都市部でも気温が0℃前後まで下がることが多く、雪が降ることも珍しくありません。夏は日中こそ20℃を上回る日もありますが、朝晩はぐっと気温が下がるため、肌寒さを感じることも。夏に訪れる場合でも、軽く羽織れる上着を持参すると安心です。
また、山岳地帯の多いスイスでは、標高差や地域によって気候が大きく異なります。特に山間部では天候が変わりやすいため、急な雨や冷え込みに見舞われることもあります。雨具や防寒具を準備しておくことで、柔軟に対応できるでしょう。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 3 | -2 | 7月 | 24 | 14 |
2月 | 5 | -2 | 8月 | 24 | 13 |
3月 | 10 | 1 | 9月 | 19 | 10 |
4月 | 14 | 4 | 10月 | 14 | 6 |
5月 | 19 | 8 | 11月 | 8 | 2 |
6月 | 22 | 12 | 12月 | 4 | -1 |
引用|weatherspark、気象庁
2.日照時間で選ぶ
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旅行中、一日を有効に使いたい方にとって、日照時間は重要な要素の一つと言えるでしょう。
スイスは季節によって日照時間の差が大きい国です。夏は日本よりも日照時間が長く、朝から晩まで観光を満喫できます。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約8時間 | 8:15 | 16:45 | 7月 | 約16時間 | 5:30 | 21:30 |
2月 | 約10時間 | 7:45 | 17:30 | 8月 | 約14時間 | 6:00 | 21:00 |
3月 | 約12時間 | 6:45 | 18:30 | 9月 | 約12時間 | 6:45 | 20:00 |
4月 | 約14時間 | 6:30 | 20:30 | 10月 | 約10時間 | 7:30 | 18:45 |
5月 | 約15時間 | 5:45 | 21:00 | 11月 | 約9時間 | 7:15 | 17:00 |
6月 | 約16時間 | 5:30 | 21:00 | 12月 | 約8時間 | 8:00 | 16:45 |
引用|weatherspark、tenki.jp
3.イベントで選ぶ
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スイスでは、一年を通してさまざまなイベントが開催されています。歴史、文化、芸術などのイベントが各地で繰り広げられ、訪れる人を魅了します。
2月〜3月|バーゼル・ファスナハト
バーゼル・ファスナハトは、600年の歴史を持つスイス最大級のカーニバルです。
夜明けとともに、仮面と衣装に身を包んだ参加者たちが色とりどりの紙吹雪をまき散らしながら街を練り歩きます。独特の音楽とともに非日常の世界が広がり、その熱狂は3日間続きます。
7月|モントルー・ジャズ・フェスティバル
レマン湖畔の街モントルーで開かれる、世界的に有名なジャズフェスティバル。ジャズを中心に、ロックやソウル、ポップスなど幅広いジャンルのアーティストが集結します。
美しい湖畔の景色の中、一流アーティストの演奏に身を委ねるひとときは格別です。
8月|スイス国立記念日
スイス建国を祝う8月1日の「スイス国立記念日」には、全国各地でパレードや伝統行事、コンサートが行われます。夜には盛大な花火が打ち上がり、街は祝祭ムードに。
家々に掲げられた国旗や街の装飾も美しく、スイス人の誇りと文化への敬意を感じられる一日です。
9月|アルプスの秋祭り
夏の間アルプスで放牧されていた牛たちが、花や鈴で飾られて山から村へと下りてくる秋祭り。伝統衣装をまとった牧童たちが音楽とともに行進する姿は、スイスの秋の風物詩です。
お祭りの会場には、地元のチーズやワインの屋台も並び、スイスの農村文化の魅力に触れられます。
12月|クリスマスマーケット
12月になると、チューリッヒやバーゼル、ジュネーブなど各都市でクリスマスマーケットが街を彩ります。木製の屋台にホットワインやクリスマス雑貨が並ぶ光景は、まるで絵本の中の世界のようです。
チューリッヒのバーンホフ通りには、無数のLEDが輝く「Lucy」と呼ばれるイルミネーションも点灯。星が降るような幻想的な光に包まれ、冬のスイスならではの感動を味わえます。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び
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スイスは、どの季節に訪れてもさまざまな風景を楽しめます。自然の見どころを満喫するためには、各シーズンの特徴を把握し、最適な時期を選ぶことが大切です。
春| 春のスイスでは、雪解けとともに牧草地に緑が芽吹き始めます。マッターホルンの麓にあるツェルマットでは、エーデルワイスをはじめとする希少な高山植物も開花。
静かにハイキングを楽しんだり、湖畔でのんびり過ごすのに最適な季節です。
夏 |雄大な山々や湖がひときわ輝きを増す、スイスの夏。高原は花々で鮮やかに彩られ、避暑地として多くの旅行者を魅了します。
ブリエンツ湖やレマン湖では、クルーズやカヌーなどウォーターアクティビティが人気です。
秋| 10月頃に見頃を迎える、スイスの紅葉。ラヴォーのブドウ畑やアルプスの山々が金色に染まる様子は、まさに絶景です。
この時期はスイスの秋トリュフの最盛期でもあり、各地で旬の新鮮なトリュフを味わえます。
冬|スイスは、冬ならではの魅力も満載です。サンモリッツやグリンデルワルトといった世界的スキーリゾートは活気に満ち溢れ、ウィンタースポーツを心ゆくまで楽しめます。
また、人気の登山鉄道「氷河特急」や「ユングフラウ鉄道」では、車窓から息をのむような雪景色が広がり、移動そのものが特別な体験になるでしょう。
スイス旅行の夢を叶える!安い時期の見極め方と節約術
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本記事ではスイス旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
スイス旅行は、ぜひ行ってみたい海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、スイス旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約術を抑えることが重要です。浮いた費用で、スイス旅行をより自分らしいものにすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのスイス旅行を実現させてください!
