【2025】スイスの人気観光スポット10選・おすすめ観光テーマ3選!
スイスはこんな場所!
スイスはヨーロッパでも有数の山や水に恵まれた国で、澄み渡った空気と広大な自然が魅力的な国です。国内には西欧を代表するアルプス山脈がまたがっており、水源や空気の綺麗さなどの恩恵を受けています。
街並みは美しい中世の雰囲気を残しつつ、周りを広大な山々に囲まれた、スイスでしか見られない景色が広がります。宿泊先の窓を開けると、広大なスイス高原とアルプスの山々を眺めることもできるでしょう。
おすすめの時期は6〜8月頃で、スイス高原が一面お花畑に変わり、アルプス山脈との対比が息をのむ美しさです。12〜3月もおすすめの時期で、クリスマスマーケットやスキー場を目当てにスイスの町がにぎわいます。
スイスは物価の高い国として有名で、ビッグマックの価格はMセットが日本の2倍である約1,500円で販売されています。旅行中は全ての食事を外食で済ます場合、最低でも12,000円程度必要になるので注意しましょう。
スイスでの外食費が心配であれば、1泊15,000円前後でキッチン付きの宿泊先もあるので、自炊で食費の節約も可能です。
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スイスではどこにいく?おすすめの観光スポット10選を紹介
スイスでの主な交通手段は列車やバスで、地域によっては船での移動が可能です。列車を利用すると、ジュネーブからチューリッヒまでの費用は約13,000円ですが、バスでは約2,500円で済みます。列車の利点は美しいスイスの自然を車窓から楽しめることですが、予算を抑えたい場合はバスを検討することをおすすめします。
スイスの国土面積は41,285 km²で、九州とほぼ同じぐらいの広さです。このため、公共交通機関を活用すれば、人気の観光地へ簡単にアクセスできます。
以下では、スイスの列車やバスを使ってアクセスできるおすすめの観光スポットと詳しいアクセス方法を紹介します。
01|マッターホルン|ツェルマット
マッターホルンは標高約4,470mのスイスで最も有名な山で、スイス三大名峰の1つにも数えられます。マッターホルンが多く観光客を魅了する理由は、雲を突き刺すように切り立つ山容と、時とともに変化するその姿です。
山頂部には雲がかかっていることもしばしばあり、全体像を見られず滞在期間を終える観光客も少なくありません。ただ、マッターホルンの険しくも壮大な全体像は、見るものを引き込む美しさです。
マッターホルンを眺めるのに最適な場所はスイス南部のツェルマットです。ツェルマットは山間リゾート地としても観光客から人気があります。ツェルマットにはチューリッヒから列車で約3時間半でアクセスできるので、車窓からの眺めを楽しみながら訪れてみましょう。
スポット名 | マッターホルン |
住所 | Matterhorn, 3920 Zermatt, Switzerland |
アクセス | チューリッヒ中央駅からフィスプへ列車で2時間15分 フィスプからツェルマットまで列車で1時間半 |
02|マイエンフェルト
マイエンフェルトはスイス東部にある人口約2,500人の村で、日本でもで有名なアニメ「アルプスの少女ハイジ」の舞台です。約2時間のハイキングではハイジが育った雄大な自然を感じられ、ハイジのファンはもちろん、そうでなくても楽しめます。
マイエンフェルトにはハイジに関する施設が多く、観光客からは博物館として運営しているハイジハウスが人気です。マイエンフェルトにはハイジの他にローマ時代のブランディス城や、山の麓に広がる美しい葡萄畑など、見どころが多くあります。
スポット名 | マイエンフェルト |
住所 | Maienfeld |
アクセス | チューリッヒ中央駅から列車で約1時間半 |
03|ラインの滝|シャフハウゼン
ラインの滝はヨーロッパ最大の滝で、スイスアルプスを水源としてドイツへと流れるライン川の名瀑です。ラインの滝に魅了された詩人のゲーテは生涯で4度訪れ、その美しさを今後表現しきれる者は現れないと語っています。
ラインの滝の観光には遊覧船の利用がおすすめで、北岸のウェルス小城と南岸のラウフェン城を結ぶ渡し舟があります。他にも、4〜10月限定で滝の真ん中の小島に上陸する30分のコースや、6〜8月には滝つぼを周遊するコースがおすすめです。
スポット名 | ラインの滝 |
住所 | Neuhausen am Rheinfall, Schaffhausen |
アクセス | シャフハウゼン駅からバスで10分の停留所ノイハウゼン・ツェントルムから徒歩10分 |
料金 | 渡し舟は3スイスフラン(約500円) 小島に上陸するコースは20スイスフラン(約3,500円) |
04|ベルンの旧市街|ベルン
ベルンの旧市街はヨーロッパの中で最も美しい中世の町並みを残しており、1983年には世界文化遺産にも登録されました。情緒溢れる町並みの中には大聖堂や時計塔、噴水群があり、中世ヨーロッパの美しく華やかな時代の雰囲気を感じられます。
ベルン旧市街には全長約6kmのアーケードがあり、ブティックやアンティーク、ハンドメイドのお店が並んでいます。ベルン旧市街へ足を運んだ際はアーケードにも立ち寄ってスイスのお土産や装飾品を買ってみてはいかがでしょう。
スポット名 | ベルン旧市街 |
住所 | Kramgasse 40, 3011 Bern |
アクセス | ベルン中央駅から徒歩15分 |
05|トゥーン城|トゥーン
トゥーン城は首都ベルンから約30km離れた場所に位置するトゥーンの町にあり、12世紀末に町と合わせて建てられました。歴史的にも貴重な城で、建設当初の様式が残っていることから国定重要文化財に定められています。
城の背後にはアルプスの山々がそびえ立ち、城と山の美しいコントラストが国内外の観光客を魅了しています。
開館スケジュールは以下の通りです。
4月〜10月:毎日 10:00〜17:00
11月〜1月:日曜のみ 13:00〜16:00
2月〜3月:毎日 13:00〜16:00
スポット名 | トゥーン城 |
住所 | Schlossberg 1, 3600 Thun |
アクセス | トゥーン中央駅から徒歩10分 |
料金 | 大人:20スイスフラン 子ども(6~16歳):11スイスフラン(約1,800円) ※6歳未満は無料 |
06|グロスミュンスター大聖堂|チューリッヒ
グロスミュンスター大聖堂はチューリッヒの象徴的な建物で、堂々とそびえ立つ2つの塔が特徴的です。プロテスタント教会であるグロスミュンスター大聖堂はシンプルな外観ですが、圧倒的な存在感を示しています。
大聖堂はチューリッヒのメインストリートであるバーンホフ通り周辺に位置しているので、アクセスもしやすいです。バーンホフ通りには、同じくランドマークの聖ペーター教会、フラウミュンスター聖母聖堂もあるので訪れてはいかがでしょう。
スポット名 | グロスミュンスター大聖堂は |
住所 | Zwinglipl. 7, 8001 Zürich |
アクセス | チューリッヒ中央駅から徒歩13分 |
07|リンツ・ホーム・オブ・チョコレート|キルヒベルク
リンツはチョコレート消費量世界1位を誇るスイスを本拠地に置き、2020年9月からチョコレート博物館をオープンしました。館内には高さ9.3mのチョコレートファウンテンがあり、本物のチョコレートを流す徹底ぶりが世界中で話題となっています。
博物館ではチョコレートの製造過程や歴史を知ることもでき、実際に自分でチョコレートを作る体験も可能です。入場には予約が必要ですが、時間制限はないので満足いくまでチョコレートの世界を楽しめます。
スポット名 | リンツ・ホーム・オブ・チョコレート |
住所 | Schokoladenplatz 1,8802 Kilchberg |
アクセス | チューリッヒ中央駅から列車で約20分 |
料金 | 大人(16歳以上):15スイスフラン(約2,500円) 子ども(8~15歳):10スイスフラン(約1,600円) ※8歳未満は無料 |
08|ゼ―アルプ湖|ヴァッサーアウエン
ゼ―アルプ湖はスイス国内でも群を抜いて美しい湖で、藍色の湖水は見ているだけで引き込まれるほどの美しさです。湖の周りにはスイスらしい雄大な山々が立ち並び、澄んだ空気に心を癒されること間違いありません。
ゼ―アルプ湖まではヴァッサーラウエン駅からゆっくり歩いても片道1時間程度で、軽装でのハイキングが可能です。湖のほとりにはホエー風呂に入れるチーズ農家があるので、ハイキングで疲れた体を癒してはいかがでしょう。
スポット名 | ゼ―アルプ湖 |
住所 | Seealpsee, 9057 Wasserauen |
アクセス | ヴァッサーラウエン駅から徒歩1時間 |
09|ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホはスイス初の自然遺産で、名峰ユングフラウ山とメンヒ山、壮大なアレッチ氷河が見られるスポットです。ヨッホはドイツ語で山の鞍部という意味で、ユングフラウヨッホはユングフラウとメンヒを結ぶ尾根のくぼみ部分に位置します。
ユングフラウヨッホ展望台はヨーロッパで1番標高が高い展望台とされており、標高は3,571mで富士山とほぼ同じ高さです。ユングフラウヨッホ展望台に複合されている駅には日本の郵便ポストがあり、実際に手紙を送ることもできます。
スポット名 | ユングフラウヨッホ |
住所 | Eigergletscher-Jungfraujoch 3818 Grindelwald |
アクセス | ベルン中央駅からインターラーケン・オスト駅まで列車で約1時間 インターラーケン・オスト駅からグリンデルワルト駅まで列車で約30分 グリンデルワルト駅からクライネシャイデック駅まで列車で約30分 クライネシャイデック駅からユングフラウヨッホ駅まで列車で約30分 |
10|瀕死のライオン像|ルツェルン
瀕死のライオン像はスイス中央部に位置するルツェルンにあり、スイスで最も有名な記念碑とも言われています。200年以上前に建立された記念碑ですが、フランス革命においてフランス王家を守った傭兵を弔うために建てられました。
瀕死のライオン像の悲哀の表情は当時の傭兵たちと重なり、当時の様子を考えさせられます。ルツェルンは像の他に、中世ヨーロッパらしい旧市街の町並みや、1度火災で大部分を消失し、再建されたカペル橋も有名です。
スポット名 | 瀕死のライオン像 |
住所 | Denkmalstrasse 4, 6002 Luzern |
アクセス | ルツェルン駅から徒歩15分 |
スイスでは何をする?おすすめの旅のテーマ3選を紹介
スイスでおすすめの観光スポットは、美しい市街地や壮大な自然だけでなく、まだたくさんあります。
以下では、スイス旅行でおすすめのテーマである食事、鉄道、ハイキングの3つに分けて提案します。初めてのスイス旅行で、訪れる場所を迷っている人はぜひ参考にしてください。
01|レストランや屋台でスイス料理を堪能
スイス料理と言えば、多くの人がチーズフォンデュを思い浮かべることでしょう。確かに、スイスではチーズフォンデュが郷土料理として親しまれていますが、他にも魅力的な料理が数多くあります。
以下では、おすすめのレストランやカフェを4軒に厳選して紹介するので、観光やハイキングの合間に訪れてみてください。
■vis-à-vis
こちらのレストランは、標高3,089mにあるゴルナーグラート展望台から徒歩3分の場所に位置しています。レストランではマッターホルンを眺めながら食事が楽しめるテラス席が特に人気です。
おすすめのメニューは、スイスの郷土料理である「コレラ」です。名前の由来は19世紀に流行したコレラという伝染病だとされています。伝染病を恐れた人々が自宅にある食材のみで調理をした料理を「コレラ」と呼ぶようになりました。コレラはじゃがいもやチーズ、ベーコン、りんごを使ったパイ料理で、現在もスイス国内でも愛され続けています。
スポット名 | vis-à-vis |
住所 | |
アクセス | ゴルナーグラート駅から徒歩3分 |
料金 | 約3,500円~ |
■Zeughauskeller
こちらのレストランは、ガイドブックにも多数掲載されており、観光客だけでなく地元の住民も訪れるローカルレストランです。数多くあるメニューの中では西欧風のじゃがいも料理やソーセージが特に有名で、スイスの地ビールも一緒に楽しめます。
チューリッヒのメインストリート周辺に位置しており、アクセスしやすいため、連日多くのお客さんで賑わっています。平日のランチタイムでも多くのお客さんが訪れるため、事前に予約をしておくことをおすすめします。
スポット名 | Zeughauskeller |
住所 | |
アクセス | グロスミュンスター大聖堂から徒歩6分 |
料金 | 約3,000円~ |
■Sunnegga
こちらのカフェは、マッターホルンを見られる町ツェルマットから、スネガ展望台周辺に位置しています。標高2,288mから、マッターホルンを眺めながらのティータイムを楽しむことができ、贅沢な気分を味わえることでしょう。
ツェルマットから地下ケーブルでわずか3分程度でアクセスできるため、スネガ展望台を訪れた際の休憩に最適です。
スポット名 | Sunnegga |
住所 | |
アクセス | ツェルマットから地下ケーブルカーで約3分 |
料金 | 約2,000円~ |
■Bratwurst & Bowl
こちらのレストランは、チューリッヒから列車で約1時間のザンクトガレン州に位置し、観光客からも人気が高いです。ザンクトガレン州ではオルマ・ブラートヴルストと呼ばれる白いソーセージが有名で、テイクアウトして食べ歩きもできます。
オルマ・ブラートヴルストは、仔牛の肉を使用したソーセージで、ザンクトガレン州の名物料理の一つです。柔らかくジューシーな味わいが特徴的で、通常のソーセージとの食べ比べもおすすめです。
スポット名 | Bratwurst & Bowls |
住所 | |
アクセス | ザンクト・ガレン駅から徒歩6分 |
料金 | 約1,500円~ |
02|スイスの鉄道で思いのままに列車旅
スイスを訪れる人々の中で、鉄道旅行は主要な選択肢の1つであり、美しいスイスの自然を思う存分堪能できます。スイスの鉄道旅行が人気である理由の1つは、ほぼ全ての鉄道車両が環境に配慮して電力や水力発電で駆動していることです。
スイス国鉄は持続可能な交通サービスを提供しており、多くの旅行客がCO2排出を抑えた交通手段として利用しています。そのため、スイス国鉄を利用することで、旅行中の移動で環境への負荷を軽減できます。
以下では、スイスの鉄道旅行で人気の高い3つの列車を紹介するので、鉄道旅行を検討している人は参考にしてください。
■氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)
氷河特急は鉄道旅行者から特に人気の観光列車で、ツェルマット〜サンモリッツ間の約290kmを7〜8時間で走行可能です。車窓からは標高約4,470mのマッターホルンや、地中海へ流れる全長812kmのローヌ川など、美しい景色を楽しめます。
氷河特急には1等車と2等車、エクセレント・クラスの座席クラスがあり、1等車と2等車では座席の配置が異なります。エクセレント・クラスは近年新たに導入され、全席窓側の2列で、コース料理やコンシェルジュなどのサービスが提供されます。
氷河特急は予約が必須の列車であるため、乗車を希望する方は忘れずに事前に予約を行ってください。また、予約可能な日付は乗車予定日の3か月前からで、旅行日程が決まっている場合は、早めの予約がおすすめです。
■ベルニナ急行(ベルニナ・エクスプレス)
ベルニナ急行は、サンモリッツ〜イタリア領ティラーノ間を結ぶ列車で、氷河特急と並んで多くの旅行者から利用されています。1等車と2等車はパノラマ展望車両で、大きなガラス窓とガラス張りの天井から美しい景色を楽しめることでしょう。
壮大なモルテラッチ氷河や4,000メートル級の山々からなるベルニナアルプスは、見どころで、息をのむ美しさに出会えます。
ベルニナ急行でイタリア領のティラーノまで行く際は、シェンゲン協定国内の移動なので、国境審査はありません。ただし、国境を越える移動となるため、パスポートは必ず携帯しておきましょう。
ベルニナ急行は氷河急行と同様に座席の予約が必要で、乗車予定日の3か月前から予約が可能です。乗車予定日が確定している場合は、早めに予約をしておくことをおすすめします。
■ブリエンツ・ロートホルン鉄道
ブリエンツ・ロートホルン鉄道は、ブリエンツ湖畔からブリエンツ・ロートホルン山頂までの7.6 kmを走行します。最大の特徴は、ほとんどの列車を電化しているスイスでは珍しい非電化の蒸気機関車を使用していることです。
時速9km程度で、ゆっくりとブリエンツ・ロートホルン山頂を目指すその姿は可愛らしく、どこか懐かしい雰囲気もあります。車窓からは、放牧地でのんびりと過ごす牛や、美しい花々が広がる風景を楽しめます。
この鉄道は片道約1時間で標高2,350mに到達するので、ブリエンツ・ロートホルンへの登山の選択肢としてもおすすめです。
03|スイスの壮大な景色を見ながらハイキング
スイスには初心者から上級者までが楽しめる多くのハイキングコースがあり、自分に合ったスタイルのハイキングが可能です。スイスのハイキングコースは多岐にわたり、山岳地帯、湖畔、花畑などがメインとなり、国内外から多くの観光客が訪れます。
スイスは四季がはっきりしており、冬季になると山岳地帯は雪に覆われるため、ハイキングが初心者には難しくなります。スイスでハイキングを最大限に楽しむためには、ベストシーズンである5月から10月に訪れるのがおすすめです。ベストシーズンには、スイスの緑豊かな自然や景色を楽しめます。
以下では、スイスでおすすめのハイキングコースとその詳細について紹介します。ハイキングがテーマの旅行を検討している人は参考にしてください。
■ゼ―アルプ湖ハイキング
ヴァッサーラウエンは、スイス北東部に位置するアッペンツェルから列車で約15分ほどの距離にある地域です。ヴァッサーラウエンには多くのハイキングコースが用意されており、特にゼ―アルプ湖へ向かうコースは観光客からも人気があります。
ゼ―アルプ湖へのコースがおすすめの理由の1つは、軽装でのハイキングが可能な点です。夏場であれば、現地の人々の中には半袖や半ズボン、サンダルを履いている人も多く見られます。片道1時間程度のハイキングコースでは、アッペンツェルで一番高いゼンティス山や豊かな植物を楽しみつつゴールを目指します。
目的地であるゼ―アルプ湖は藍色の湖水が美しく、ハイキングの疲れを癒す絶好の場所となるでしょう。
ハイキングコース詳細 | |
出発地点 | ヴァッサーラウエン駅(標高876m) |
終了地点 | ゼ―アルプ湖(標高1,143m) |
目安時間 | 約1時間 |
■ミューレンハイキング
ミューレンはスイスの南西に位置する山村で、周囲にはアイガー、メンヒ、ユングフラウなどの名峰がそびえ立つ眺望が有名です。ミューレンの象徴的な山として有名なアルメントフーベルは、夏季に美しい高山植物が咲くことで知られています。
アルメントフーベルからミューレンへのハイキングは、下りのルートで、標高差が約250mの道のりを1時間半で下山します。一方、ミューレンからアルメントフーベルまでの上りは、ケーブルカーが運行されており、5分程度で山頂に到達可能です。
ハイキングコースの道のりでは、壮大な山々と美しい花畑が見事なコントラストを作り出し、多くの旅行者を楽しませてくれます。
ハイキングコース詳細 | |
出発地点 | アルメントフーベル山頂(標高約1,907m) |
終了地点 | ミューレン(標高約1,650m) |
目安時間 | 約1時間30分 |
■リッフェル湖ハイキング
マッターホルンを眺められるツェルマット周辺には、様々なハイキングコースが用意されており、多くの観光客で賑わっています。特に、ローテンボーデン駅からリッフェルベルク駅へのコースは、下りの道を歩くため初心者にもおすすめのルートです。
特に魅力的なポイントは、ローテンボーデン駅から少し下った場所にあるリッフェル湖からの景色です。条件が揃えば湖面にはマッターホルンが美しく映り、壮大なマッターホルンの全体像も眺められます。
このコースは、ツェルマットのゴルナーグラート展望台からもアクセスが可能です。展望台からの素晴らしい眺望を楽しんだ後、美しい景色を背景にしたハイキングに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
ハイキングコース詳細 | |
出発地点 | ローテンボーデン駅(標高約2,815m) |
終了地点 | リッフェルベルク駅(標高約2,583m) |
目安時間 | 約1時間30分 |
スイスの旅行スタイルは十人十色、自分だけの旅を実現させよう
本記事では、スイスのおすすめ観光スポットや旅行のテーマについて紹介しました。スイスは治安が良く、インフラも充実しているため、観光に最適な国の一つです。また、中世ヨーロッパの雰囲気を残す旧市街や、豊かな自然を感じながら山歩きができるハイキングコースもあります。
ただ、他の国に比べて物価が高いため、予算をしっかり考慮して旅行を楽しみましょう。旅行費を抑えたい場合は、宿泊先をキッチン付きのホテルにすることや、鉄道よりも安いバスを利用することも検討してみてください。
スイスでは自然と市街地を同時に楽しめるため、数多くの魅力があります。本記事を参考にして、オリジナルの旅行プランを計画しましょう。