【厳選】イギリス・ロンドン旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット29選
イギリスはこんな場所!
イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国から成る連合王国で、正式名称は「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」です。
イギリスの気候は、夏でも平均気温が20℃以下と涼しい傾向があります。しかし、6月から9月は日照時間が長く、1日中観光を楽しむことが可能です。そのため、旅行のベストシーズンと言えるでしょう。
日本との時差は、サマータイムが実施されていない期間はマイナス9時間です。サマータイムの期間中はマイナス8時間となります。
ロンドン旅行でここは押さえておきたい!定番観光スポット9選
ロンドン市内はバスや地下鉄などの公共交通機関が発達しているので、観光の際は積極的に活用しましょう。特にバスは、観光名所やショッピングエリアを通る主要路線があるので、効率よく見どころを巡ることができます。
ロンドン全域の交通機関を利用できるICカードや、トラベルカードなどを活用すると、乗車料金の割引も受けられるのでおすすめです。
ここでは、ロンドン旅行で必ず押さえておきたい定番観光スポットを9選ご紹介します。
01|バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿は、重厚感のある建物と美しい庭園が魅力です。イギリス王室の正式な宮殿であり、重要な国家儀式も執り行われます。
宮殿内部のツアーは、夏季のみ開催され、ステートルームと庭園を見学できます。なかなか見ることができないので、ぜひチェックしてみてください。
衛兵交代式は、夏季は毎日、冬季は月・水・金・日曜に開催されます。雨天時や国の行事などで中止になる場合もあるので、事前に公式HPで確認しましょう。
スポット名 | バッキンガム宮殿 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ヴィクトリア駅・グリーンパーク駅・ハイドパークコーナー駅 徒歩8分 |
料金 | 外観のみ見学自由 夏期間限定公開のツアー:大人£33(約6,012円)/人 |
公式HP |
02|ウエストミュンスター宮殿|ビッグ・ベン
ウェストミンスター宮殿は、イギリスの政治の中心であり、世界遺産にも登録されているロンドンの象徴的な建物です。11世紀に建てられた宮殿は、16世紀以降から国会議事堂として使われており、1834年の火災後にネオゴシック様式で再建されました。
宮殿内部は、毎週土曜日と夏季には見学ツアーで一般公開されています。中でも、11世紀に建造されたウェストミンスター・ホールは、当時のままの姿を残しており、色鮮やかなステンドグラスも見どころです。
宮殿のシンボルであるビッグ・ベンの時計台は、高さ96mの塔に設置されており、世界で最も有名な時計台の1つです。時計台内部には、最大の鐘であるビッグ・ベンと4つの小さな鐘、4つの文字盤などが設置されています。2012年に女王在位60年を記念して、エリザベス・タワーと改称されました。
スポット名 | ウェストミュンスター宮殿|ビッグ・ベン |
住所 | |
アクセス | Westminster駅から徒歩4分 |
料金 | 大人 £22.5(約4,100円)/人 |
公式HP |
03|ウェストミュンスター寺院
ウェストミンスター寺院は、重厚で荘厳なゴシック様式の教会です。ウェストミンスター宮殿の隣に位置し、世界遺産にも登録されています。イギリス王室と深いゆかりがあり、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式も行われた場所としても有名です。
寺院の外観も美しく、尖塔の高さは96mにもなります。内部には、きらびやかな装飾や精巧な彫刻、大きなステンドグラスが施され、見どころが満載です。時間に余裕があれば、日本語のオーディオガイドをレンタルして、じっくりと見学することをおすすめします。
スポット名 | ウェストミュンスター寺院 |
住所 | |
アクセス | Westminster駅から徒歩3分 |
料金 | 大人 £27(約4,920円)/人 |
公式HP |
04|タワー・ブリッジ
タワー・ブリッジは、テムズ川に架かる2つのタワーを結ぶ跳ね橋で、ロンドンの象徴的な観光スポットです。1894年に建造されたネオ・ゴシック様式の橋で、現在でも船の通過時に跳ね上がる活動的な橋として使われています。
橋の高さは42mあり、歩行者用のウォークウェイも設けられています。ウォークウェイからは、テムズ川沿いのロンドンの街並みを一望できるところもポイント。また、ガラス窓からは、テムズ川を航行する船を間近で見ることも可能です。
タワー内部は博物館として利用されており、タワー・ブリッジの歴史や建設に関する展示、完成当時の映像や模型などを見学することができます。
スポット名 | タワー・ブリッジ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 タワーヒル Tower Hill駅 または DLR タワー・ゲートウェイ Tower Gateway駅から徒歩3分 |
料金 | 大人 £12.30(約2,241円)/人 |
公式HP |
05|ロンドン・アイ
ロンドン・アイは、ロンドンの街並みを360度一望できる巨大観覧車です。1999年に開業した当初は期間限定の運行だったものの、人気を博したことから事業継続が決定されました。今では、ロンドンのランドマークの1つとして定着しています。
観覧車の所要時間は約30分で、25人乗りのガラス張りカプセルに乗ります。テムズ川の対岸にあるウェストミンスター宮殿やウェストミンスター寺院など、ロンドンの主要な観光スポットを一望できるところが魅力です。
チケットはオンラインで事前購入すると割引になるほか、行列をスキップできるファスト・トラック・パスもおすすめ。また、リバークルーズとセットになったチケットも販売されているので、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
スポット名 | ロンドン・アイ |
住所 | |
アクセス | ウォータールー駅から徒歩10分 |
料金 | 事前購入オンライン価格 大人 £25.50(約4,646円)/人 |
公式HP |
06|ミレニアム・ブリッジ
テムズ川に架かるミレニアム・ブリッジは、2000年のミレニアムを記念して建設された、歩行者専用の吊り橋です。設計は、世界的にも有名なイギリスの建築家、ノーマン・フォスター氏が手がけました。長さは325m、高さは9mで、テート・モダンとセント・ポール大聖堂を結んでいます。
斬新なデザインが話題を呼び、人気を集めている観光スポットです。橋から眺めるテムズ川沿いの景色は、伝統的な建物と近代的な橋のデザインの対比が美しく、訪れる人々を魅了します。現在では、観光者だけでなく、ロンドン市民からも日常の足として親しまれている橋です。
スポット名 | ミレニアム・ブリッジ |
住所 | |
アクセス | ブラック・フリアーズ駅より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
公式HP | https://www.cityoflondon.gov.uk/things-to-do/visit-the-city/art-architecture/Pages/bridges.aspx |
07|ロンドン塔
ロンドン塔は、王宮や城塞、王室の監獄など、歴史の中でさまざまな役割を担ってきた場所です。
敷地内には、ホワイト・タワーとジュエル・ハウスという2つの見どころがあります。ホワイト・タワーは、ロンドン塔の原型となった建物で、高さ27.4mの白亜の塔です。中世の武具や王室の宝物などが展示されています。ジュエル・ハウスは、王冠や王笏などの王室の装飾品が展示されている、きらびやかな空間です。
すべてを見学すると2時間以上かかるので、ビーフィーターによる無料ガイドツアーもおすすめです。1時間程度で、敷地内の主要な見どころを効率よく回ることができます。
スポット名 | ロンドン塔 |
住所 | |
アクセス | タワー・ヒル駅から徒歩1分 |
料金 | 大人 £33.60(約6,228円) |
公式HP |
08|ザ・シャード
ザ・シャードは、ロンドンの街にそびえる新しいランドマークとなる、西ヨーロッパ最大級の超高層ビルです。地上309.6mあり、68〜72階の展望台からはロンドン市街を一望する圧巻の眺望を楽しむことができます。ロンドンの街を背景に、ここでしか撮れない記念写真を撮影しましょう。
外観は全面ガラス張りの八面体で、斬新なデザインは、高層ビルが多いロンドン市内でも目を引く存在です。内部にはオフィスやレストラン、ホテルなどが入っており、最新技術を駆使した仕掛けや洗練されたフロアデザインも見どころ。ロンドン・ブリッジ駅から徒歩2分という好立地にあり、観光者に人気があります。
スポット名 | ザ・シャード |
住所 | |
アクセス | ロンドン・ブリッジ駅から徒歩2分 |
料金 | £28.00(約5,257円) |
公式HP |
09|リージェンツ・パーク
リージェンツ・パークは、ロンドン北部に位置する市内最大の公園です。敷地内にはロンドン動物園や野外劇場、湖などがあり、中でも最も有名なのはクイーン・メアリーズ・ガーデンズです。別名ローズ・ガーデンとも呼ばれ、5月のバラの季節には美しいバラが咲き誇ります。
15世紀には、ヘンリー8世の狩猟場として使われていました。1811年にはイギリスの著名な建築家ジョン・ナッシュによってリニューアルされ、1845年に一般公開されるまでは王室専用のガーデンでした。
公園内にあるリージェンツ・バー・キッチンは、軽食やワインを楽しむことができることでも知られています。公園散策の前後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
スポット名 | リージェンツ・パーク |
住所 | |
アクセス | ベーカー・ストリート駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
ロンドンを深く味わうなら、ぜひ訪れたい穴場スポット5選
あらゆる魅力が凝縮されたロンドンの見どころは、まだまだ尽きません。長い歴史を見守りつづける大聖堂や緑いっぱいの広大な公園など、ロンドンを余すことなく楽しみましょう。
ここからは、ロンドンを深く味わうためにぜひ訪れたい穴場スポットをご紹介します。
01|セント・ポール大聖堂
セント・ポール大聖堂は、ドーム型の屋根が特徴の巨大な教会です。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の挙式で、歴史的な出来事の舞台にもなりました。
604年に木造の大聖堂として建てられた後、何度も倒壊や焼失の被害を受けた歴史があります。1666年のロンドン大火では、大聖堂は完全に焼失してしまいましたが、バロック様式と古典様式を融合させた独自の建築様式で再建されました。
見どころは、ドーム型の大きな屋根と回廊です。ドームの展望台からは、ロンドンの街並みが一望できます。
スポット名 | セント・ポール大聖堂 |
住所 | |
アクセス | セント・ポールズ駅から徒歩1分 |
料金 | 大人 £25(約4,664円) |
公式HP |
02|トラファルガー・スクエア
トラファルガー広場は、1805年のトラファルガー海戦の勝利を記念して作られた広場です。広場は、ナショナル・ギャラリーの北側に位置し、5万人を収容できるほどの巨大な空間が広がっています。
広場には、イギリス軍を率いたネルソン提督の像をはじめ、いくつかの銅像が鎮座しています。その中でも、ひときわ目を引くのは、高さ50m近くあるネルソン記念柱です。記念柱の周囲には、日本の三越のライオン像のモデルになったとも言われる、4頭の大きなライオン像が取り囲んでいます。
週末には、音楽コンサートやチャリティーイベントなどが開催され、観光者だけでなくロンドン市民にも人気のスポットです。また、ロンドン市内を走る2階建の赤い観光バス「ルート15」のスタート地点としても利用されています。
スポット名 | トラファルガー・スクエア |
住所 | |
アクセス | チャリング・クロス駅から徒歩2分 |
料金 | 無料 |
公式HP | https://www.london.gov.uk/who-we-are/city-halls-buildings-and-squares/trafalgar-square |
03|セント・ジェームズ・パーク&グリーン・パーク
バッキンガム宮殿の北と東に広がる、緑豊かな公園です。中央には、ヴィクトリア女王の記念碑が設置され、季節を通じて美しい木々や花々を楽しむことができます。
北側のグリーン・パークには、ブロード・ウォークと呼ばれる南北に伸びる並木道があり、早朝から夕方まで多くの人々が散歩やジョギングを楽しんでいます。東側のセント・ジェームズ・パークには大きな湖があります。湖の周りには整備された遊歩道があり、のんびりと自然を満喫できる場所です。
敷地内にはカフェもありますが、広大な公園内では飲食施設に限りがあることがあります。事前にテイクアウトの食べ物や飲み物を用意しておくと便利です。
スポット名 | セント・ジェームズ・パーク&グリーン・パーク |
住所 | |
アクセス | セント・ジェームズ・パーク駅より徒歩1分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
04|ロンドン市庁舎
ロンドン市庁舎は、市政の中心となる建物で、近代的なデザインが特徴です。ゆがんだ球体のような外観は、イギリスの建築家ノーマン・フォスターの設計によるものです。全面ガラス張りで自然光を最大限に取り入れられるように設計されており、テムズ川の南岸で特に目を引きます。
議会が行われていない日には、内部を見学することができます。壁に沿ってぐるぐると張り巡らされた螺旋階段は非常にユニークで、ガラス面にジグザグに張り巡らされた鉄柱も斬新なデザインです。最上階の10階にある展望台からは、ロンドンのパノラマビューを楽しめます。
スポット名 | ロンドン市庁舎 |
住所 | |
アクセス | ロンドン・ブリッジ駅から徒歩8分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
05|シェイクスピア・グローブ座
シェイクスピア・グローブ座は、イギリスを代表する劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの活動拠点であった劇場です。1997年に元の場所から200mほど離れた場所に復元され、今もなお多くの人々が訪れています。
外観は、白い手作りのレンガで作られた円筒型のかわいらしい建物。400年前と同じように、天井のないオーク材と茅葺き屋根の劇場が忠実に再現されています。劇場内は、3階建てまである観客席が舞台を円形に囲む伝統的な構造。夏季にはシェイクスピア劇を中心に、年間を通して様々な劇が上演されています。
演劇に興味のある方は、ぜひ本場のグローブ座で、シェイクスピアの舞台を体感してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | シェイクスピア・グローブ座 |
住所 | |
アクセス | ロンドン・ブリッジ駅から徒歩12分 |
料金 | 大人 £25.00(約4,634円) |
公式HP |
世界中から集まった歴史と文化の宝庫!ロンドンの博物館5選
ロンドンは、世界中から集まった歴史と文化の宝庫です。その中でも博物館は特に充実しており、世界三大博物館の一つである「大英博物館」をはじめ、さまざまなジャンルの博物館が数多く存在します。
ロンドンの博物館は、展示物を鑑賞するだけでなく、さまざまな体験や学びを得ることができるのも特徴です。興味のあるジャンルの博物館を訪れて、世界中から集まった歴史と文化を身近に感じてみてはいかがでしょうか。
以下では、ロンドンでぜひ訪れていただきたい博物館5選をご紹介します。
01|大英博物館
大英博物館は、パリのルーブル博物館やニューヨークのメトロポリタンミュージアムなどと並んで、世界的に知名度の高い博物館です。常時展示されているアイテムは15万点にも及び、1日かけても全てを見ることは難しいと言われています。また、希少で貴重な展示品も多くありますので、事前に見たい展示物をリサーチしておきましょう。
博物館を鑑賞した後は、ミュージアムショップにも立ち寄ってみてください。ここではステーショナリーからミイラやロゼッタストーンの形をしたUSBまで、他では手に入らないオリジナルグッズを購入することができます。
スポット名 | 大英博物館 |
住所 | |
アクセス | Tottenham Court Road または Holborn または Russell Square駅から徒歩約5分 |
料金 | 入場無料(特別展は別途) |
公式HP |
02|ロンドン自然史博物館
自然史博物館は、大英博物館の自然史部門から独立して設立された博物館です。メインエントランス上部に飾られたシロナガスクジラの全身骨格標本は、圧巻の迫力で、多くの人々を魅了しています。
展示は、生物の進化や地球の歴史を学べる生命ギャラリー、地球の自然環境を探求する地球ギャラリー、貴重な標本の保管・研究を行うダーウィン・センターの3つに分かれています。展示物は6,800万点にも及び、館内は広大なので、事前に見たいエリアを決めてから訪れることをおすすめします。館内のフロアマップは、公式サイトで確認できます。
スポット名 | ロンドン自然史博物館 |
住所 | |
アクセス | サウス・ケンジントン駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
03|ナショナル・ギャラリー
ロンドンにあるナショナル・ギャラリーは、トラファルガー・スクエアに面した、巨大なドームと柱が特徴的な美術館です。西洋絵画の発展を推し進めた名作をはじめ、現在では所蔵品数は2,300点にも及びます。
ゴッホの「ひまわり」やモネの「睡蓮」などの世界的な名作も展示されており、多くの人々で賑わっています。館内はとても広いので、日本語ビジターセンターで情報を入手し、事前に見たい作品を絞ってから館内を回るのがおすすめです。
ミュージアムショップでは、ゴッホのひまわりをモチーフにしたピアスやブレスレットなど、展示をモチーフにしたオリジナルグッズも販売されています。ユニークでアートなお土産を見つけるにはぴったりの場所です。
スポット名 | ナショナル・ギャラリー |
住所 | |
アクセス | チャリング・クロス駅から徒歩3分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
04|ヴィクトリア&アルバート博物館
ヴィクトリア&アルバート博物館は、装飾芸術の分野では世界最大規模の博物館です。王族や貴族に愛された古美術品や装飾品などのコレクションを展示しており、現在の建物は1909年に建設されました。建物自体もまるで芸術品のように美しく、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
正面の左手にはイギリス文化、右手には欧州文化、裏手にはアジア諸国の展示があります。中世・ルネサンス・ギャラリーは、巨額の費用をかけて2009年にオープンしました。館内の白を基調にしたシンプルで高貴な雰囲気と、細かな装飾や繊細で工夫された展示にも注目してみてください。
ミュージアムカフェ V&Aカフェは、高級サンドイッチショップとして有名なbenugoが運営しているカフェです。高い天井につるされた大きな丸い室内灯が印象的なので、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名 | ヴィクトリア&アルバート博物館 |
住所 | |
アクセス | サウス・ケンジントン駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
05|シャーロック・ホームズ博物館
シャーロック・ホームズ好きは必見のシャーロック・ホームズ博物館。ロンドンで生まれたアーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」は、世界中で翻訳され、日本では名探偵コナンの名前の由来にもなっている名作です。読んだことはなくても、ほとんどの人がその名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
博物館は、ホームズと助手のワトソン博士が下宿していたロンドン・ベイカー街221Bにあり、館内の展示は物語に出てくるホームズの書斎や寝室を忠実に再現しているところがポイント。帽子やパイプなどの小物や、ホームズの活躍を表現した蝋人形などを見ることができます。
博物館が位置するベイカーズ・ストリートは、小説の舞台として知られ、それを原作にしたドラマのロケ地としても注目されているエリアです。
スポット名 | シャーロック・ホームズ博物館 |
住所 | |
アクセス | ベーカー・ストリート駅から徒歩1分 |
料金 | £16.00(約3,004円) |
公式HP |
ロンドンで魔法の世界を体験!ハリーポッターの聖地3選
イギリスの作家K.ローリングによってロンドンで生まれた小説「ハリーポッター」シリーズは、全世界で70以上の言語に翻訳され、世界中の多くの読者に愛されています。
2001年に映画化されると、ストーリーの面白さはもちろん、小説の世界観をリアルに表現した技術やセットも話題となり、大ヒットとなりました。ロンドン市内にも映画のロケ地が数多くあるので、ぜひ訪れてみてください。
01|キングス・クロス駅
キングス・クロス駅は、ハリーポッターシリーズの映画のロケ地として有名です。物語の中で、ホグワーツ魔法魔術学校に通う生徒たちは、毎年9月1日午前11時に、この駅の「9と4分の3番線」からホグワーツ特急に乗って学校に向かいます。
このシーンの撮影スポットは、9番線と10番線の間にある壁です。壁に触れると、ホグワーツ特急に乗れるようにカートが半分埋め込まれている、ファンにはたまらない演出が施されています。
隣接するキングス・クロス・セント・パンクラス駅の外観も撮影に使われた歴史ある建造物です。時間に余裕があれば、ぜひその外観もみておきましょう。
スポット名 | キングス・クロス駅 |
住所 | |
アクセス | キングス・クロス駅 |
02|レドンホール・マーケット
レドンホール・マーケットは、1作目「ハリーポッターと賢者の石」のロケ地として使用されました。物語の中で、ハリーとハーマイオニーは、このマーケットを通り抜けてダイアゴン横丁へと向かいます。ダイアゴン横丁につながる「漏れ鍋」というパブも、このマーケットにあり、建物番号42番が目印です。
マーケットは、アーケードのある商店街が重要文化建築物に指定されており、建物を眺めながら歩くだけでも十分に楽しめるところがポイント。落ち着いた内観と美しい装飾や重厚な彫刻は、14世紀から営業するロンドンで最古のマーケットのひとつとしての貫禄を感じさせます。
マーケット内には、おしゃれなレストランやカフェ、ショップが軒を連ねています。ただし、土日は飲食店以外ほとんどの店が閉まってしまうので、店を覗きたい方は平日がおすすめです。
スポット名 | レドンホール・マーケット |
住所 | |
アクセス | バンク駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
03|ロンドン動物園
ロンドン動物園は、1作目「ハリーポッターと賢者の石」の中で、主人公ハリーがダーズリー家と一緒に訪れた動物園です。ハリーがヘビと会話するシーンは、ここの爬虫類館で撮影され、ロケを記念したコーナーも設けられています。
この動物園は、1828年に開業し、世界最古の動物園の一つです。園内には700種以上の動物が飼育されており、回転木馬や水族館なども楽しむことができます。展示は日本よりもダイナミックで、動物たちと近い距離で観察できるのが魅力です。
また、動物園はA・A・ミルン著の童話「クマのプーさん」ともゆかりのある場所です。
スポット名 | ロンドン動物園 |
住所 | |
アクセス | カムデン・タウン駅から徒歩15分 |
料金 | 平日 £31.0(約5,747円)、週末 £33(約6,117円) |
公式HP |
ロンドンでお土産探しやグルメを楽しむならここ!おすすめマーケット3選
ロンドン市内では、さまざまなマーケットが開催されています。アンティークマーケットやフードマーケットなど、マーケットごとにその雰囲気や様子が異なるため、ぜひ一度は訪れてみてください。
店の人とのやりとりもまた、旅の楽しみの1つです。地元の人々と交流しながら、ショッピングやグルメを満喫しましょう。
01|ポートベロー・マーケット
ロンドン郊外のノッティング・ヒルエリアで開催されるポートベロー・マーケットは、ヨーロッパ最大級のストリート・マーケットです。アンティークからイギリスらしい雑貨、生鮮食品やグルメまで、幅広い商品が揃っています。
金曜日は古着、土曜日はアンティークの店が中心です。常設の骨董ショップには、年代物の商品が所狭しと並んでおり、まるで宝物探しをしているような気分になれます。
混雑を避けるため、午前中に行くのがおすすめです。観光者にも人気のマーケットなので、初めてでも気軽に立ち寄ることができます。ただし、人混みには注意が必要です。貴重品は肌身離さず、バッグは前に持つなどの対策を忘れずにしましょう。
スポット名 | ポートベロー・マーケット |
住所 | |
アクセス | ノッティング・ヒル・ゲート駅から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
02|バラ・マーケット
ロンドン最古の食のマーケットであるボウル・マーケットは、フード専門のマーケットです。肉や魚、野菜などの生鮮食品はもちろん、チーズなどの加工食品も豊富に揃っています。各国料理の屋台もあるので、屋台グルメを楽しむのもおすすめです。
絶品グルメが格安で味わえたり、チーズが量り売りで買えたり、活気ある雰囲気は、歩いているだけでもワクワクします。とりわけ迫力があるのは、新鮮な魚介類がずらりと並ぶフィッシュマーケットです。日本の魚市場を思わせるようなにぎやかな店先は、見ているだけでも楽しいでしょう。
多くの屋台で味見ができるため、気になるものがあれば積極的に試してみることをおすすめします。また、行列ができている店は人気店である可能性が高いので、店選びに迷った際は、行列の様子も参考にしてみてください。
スポット名 | バラ・マーケット |
住所 | |
アクセス | ロンドン・ブリッジ駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
03|コベント・ガーデン・マーケット
コヴェント・ガーデンのマーケットは、17世紀から続く歴史あるマーケットです。屋根があるため、天候を気にせずショッピングを楽しむことができます。
マーケット内には、アップル・マーケットとジュビリー・マーケットの2つの常設マーケットがあります。アップル・マーケットは、アンティークやクラフト製品を扱うマーケットで、お土産選びにぴったり。ジュビリー・マーケットは、コスパの良い商品を扱うマーケットで、アートやクラフト雑貨が豊富です。
マーケットは、映画「マイ・フェア・レディ」の舞台としても有名で、いつも観光者で賑わっています。周辺には、おしゃれなショップやレストランも多く、そのまま買い物や食事を満喫できるところもポイントです。
スポット名 | コベント・ガーデン・マーケット |
住所 | |
アクセス | コベント・ガーデン駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
イギリスの田園風景や歴史都市を巡るおすすめスポット4選
絵画のようなコッツウォルズの丘陵地帯や、歴史あるオックスフォード、ローマ浴場跡が残るバース、そしてストーンヘンジがあるソールズベリー。そんなイギリスを代表する4つの都市で、イギリスの歴史と文化を深く知りたい方におすすめのスポット4選をご紹介します。
01|ブロードウェイの街並み/ブロードウェイ・タワー(コッツウォルズ)
コッツウォルズの北部に位置するブロードウェイは、ロンドンから約200km、のどかなイングランドの片隅にある村です。
「幅の広い道」という意味の名前を持つ歴史ある村で、メインストリートを中心に、はちみつ色の家々やアンティークショップなどが並んでいます。「コッツウォルズの宝石」とも称される美しい街並みを眺めながら、デリやカフェなどで一息つきましょう。
また、ブロードウェイ・タワーは、コッツウォルズの美しい丘陵地帯を一望できるおすすめのスポットです。
スポット名 | ブロード・ウェイ |
住所 | |
アクセス | ロンドン パディントン駅から鉄道で約1時間35分のモートン・イン・マーシュ駅からバスで約20分 |
料金 | 無料 |
公式HP |
02|ブレナム宮殿(オックスフォード)
オックスフォードは、コッツウォルズ地方の美しい自然に囲まれた中世の面影を残す街です。世界的に有名なオックスフォード大学があるほか、世界遺産のブレナム宮殿も必見。
ブレナム宮殿は、バロック様式の壮麗な建築と、フランス式とイギリス式の両方の特徴を持つ庭園が魅力です。特に、17年の歳月をかけて造られた広大な庭園は圧巻。宮殿前のカフェで、庭園の景色を眺めながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | ブレナム宮殿 |
住所 | |
アクセス | ロンドン パディントン駅から鉄道で約1時間10分のオックスフォード駅から車で30分ほど |
料金 | 大人 £43.00(約7,830円)/人 |
公式HP |
03|ローマ浴場博物館(バース)
バースは、ロンドンから電車で約1時間半の距離にある世界遺産の街です。「お風呂」を意味する名前の通り、ローマ時代から続く温泉が有名。歴史ある温泉の遺跡は、映画「テルマエロマエ」を彷彿とさせます。
街の中心部にあるローマ・バース・バンスには、温泉の博物館があり、日本語の音声ガイドも利用できます。残念ながら、実際に温泉に入ることはできませんが、館内のティールームでは温泉水の試飲が可能です。
また、近くのセーマ・バース・スパでは、国内で唯一の天然温泉を満喫できます。
スポット名 | ローマ浴場博物館 |
住所 | |
アクセス | ロンドン パディントン駅から鉄道で約1時間30分のバース・スパ駅から徒歩7分 |
料金 | 大人 £23.50(約4,280円)/人 |
公式HP |
04|ストーンヘンジ(ソールズベリー)
ロンドンから西南へ電車で約1時間半、日帰りで訪れることができるソールズベリー。郊外には、世界遺産に登録された謎の巨石群、ストーンヘンジがあります。紀元前3000年頃、巨石を環状に並べて作られたと言われている遺跡は、直径約30mの同心円上に、大小80個近くの石で構成されています。
建造目的は謎に包まれたままですが、無料の日本語オーディオガイドを使って、その歴史と神秘を紐解いてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | ストーンヘンジ |
住所 | |
アクセス | ロンドン ウォータールー駅から鉄道で約1時間30分のソールズベリー駅からバスで20分 |
料金 | 大人 £23.00(約4,190円)/人 |
公式HP | https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/stonehenge/ |
イギリスでは何をする?おすすめの旅テーマを2つ紹介
定番の観光スポットを巡りながらイギリスを満喫するのもいいですが、旅テーマを設けて行き先を考えるのもおすすめです。いつもと違う目線でプランを考えてみると、観光だけではなくもう一歩踏み込んだイギリスの一面が発見できますよ。
ここでは、おすすめの旅テーマを紹介します。一味違うあなたならではのイギリス旅行を、ぜひ実現させてください。
01|本場で楽しむ!イギリスの美食巡り
旅の醍醐味は、旅先の文化や歴史に触れることに加えて、その土地ならではの食事を味わうことではないでしょうか。本場のアフタヌーンティーや、イングリッシュ・パブなど、ここでしか味わえない美食をぜひ堪能してみてください。
ここでは、ロンドンでおすすめの店をご紹介します。ぜひ店選びの参考にしてください。
イングリッシュ・ブレックファスト|ザ・ウォルズリー (The Wolseley)
ザ・ウォルズリーは、貴賓あふれる優雅な雰囲気が漂うレストランです。自動車メーカーのショールームが銀行となり、2003年よりレストランとして形を変えたという背景があるのが特徴的。
人気メニューはフル・イングリッシュ・ブレックファースト(The English)£22(約4,008円)で、伝統的なイギリススタイルのワンプレートです。
スポット名 | ザ・ウォルズリー |
住所 | |
アクセス | バス停 ピカデリー・サーカスから徒歩1分 |
フィッシュ&チップス|ポピーズ・フィッシュ&チップス(POPPIES FISH & CHIPS)
ポピーズ・フィッシュ&チップスは1952年創業の老舗レストランで、店内に飾られたたくさんの写真やレコードから古き良き時代を感じられます。
おすすめは「TRADITIONAL FISH & CHIPS」のタラ(Cod)のレギュラーサイズ、£11.70(約2,132円)で、ボリューム満点の食べ応えです。サクサクの衣で包まれた白身魚とポテトフライを、レモネードやビールと一緒に楽しみましょう。
スポット名 | ポピーズ・フィッシュ&チップス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 カムデン タウン駅から徒歩4分 |
アフタヌーンティー|The Goring(ゴーリング)
ゴーリングホテルのアフタヌーンティーは、キャサリン妃にゆかりがある王室御用達ホテルで、クオリティや雰囲気は格別です。バッキンガム宮殿やビッグ・ベンからも徒歩圏内で、アクセスが良いのも魅力。
伝統的な3段のスタンドには、香ばしいスコーンや色とりどりのスイーツが並び、まさに英国の伝統を味わうことができます。通常のアフタヌーンティーは£50.00(約9,110円)からオーダーでき、2人でシェアすることも可能です。
スポット名 | ゴーリング |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 ビクトリア駅から徒歩5分 |
イングリッシュ・パブ|The George Inn(ジョージ・イン)
せっかくイングリッシュパブを訪れるなら、歴史的遺産としてナショナル・トラストにより保護されている「ザ・ドッグ・アンド・バニスター」がおすすめです。
築300年を超えるバルコニー付きの元馬車宿は、ロンドン市内唯一の現存で、そこで飲むビールはまさに格別です。
スポット名 | ジョージ・イン |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ロンドンブリッジ駅から徒歩5分 |
02|ロンドンの名所を乗り物で回ろう!2階建てバスとクルーズ
ロンドンの市内観光に、真っ赤な車体がトレードマークの2階建てバスは欠かせません。定番は、主要な観光スポットを巡るルート15号線です。2階席から座り、街並みを一望しながら、ロンドンの魅力を満喫しましょう。
トラファルガー・スクエアの隣にあるナショナルギャラリーから出発すると、テムズ川の北側大通りを進み、ロンドン塔に向かいます。ゴシック建築の美しい王立裁判所や、シティのシンボルであるセント・ポール大聖堂など、見どころ満載の道中です。
ロンドン塔を訪れたら、ぜひタワー・ピアでクルージング船に乗って、テムズ川の景色を満喫しましょう。テムズ川クルーズは、タワー・ブリッジやウェストミンスターブリッジを経由して乗車場所に戻るコースです。水上からロンドンの街並みをじっくり観察することで、新たな視点から魅力を発見できますよ。
イギリスの名所を巡る、オリジナルの旅を見つけよう
本記事では、イギリスのおすすめ観光スポットや旅のテーマについて紹介しました。イギリスは、ロンドンを中心にさまざまな魅力が詰まっています。ご自身の興味や好みに合わせて、自分だけの旅行プランを立ててみてください。ただし、中には日にちや時間指定でしか見られない施設などもあるので、事前の下調べは忘れずに。
また、ロンドンにはまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、ロンドンの1日モデルコースを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
\ ロンドン1日モデルコースを紹介している記事はこちらから /
【2024】イギリス・ロンドンの1日モデルコース4パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
ぜひ本記事を参考にして、既存のツアーにはない自分だけの旅を実現させましょう!