【2025年最新版】お得にイギリス旅行!ベストシーズンと安い時期

イギリス旅行の安い時期は11月〜2月!その理由は?

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イギリス旅行が最も安い時期は、一般的に晩秋から冬季(11月〜2月)とされています。この時期はバカンスシーズンと重ならず、さらに寒さの影響で観光客が少なくなるため、航空券や宿泊費が比較的安くなります。ただし、クリスマスや年末年始は人の移動が増え、料金が高騰しやすいため注意が必要です。
イギリスは、冬の寒い日には最低気温が5℃以下になることもあります。旅行の際は、防寒具を忘れずに準備しましょう。
羽田↔︎ロンドンの航空券|各月の相場から安い時期をチェック

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航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期にイギリス旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【羽田↔ロンドン|往復航空券の相場】
直行便 JAL | 経由便 中国東方航空 | |
1月 | 195,610円 | 156,780円 |
2月 | 195,610円 | 156,780円 |
3月 | 234,150円 | 160,940円 |
4月 | 224,530円 | 193,820円 |
5月 | 187,080円 | 181,510円 |
6月 | 187,080円 | 168,820円 |
7月 | 217,080円 | 176,820円 |
8月 | 247,080円 | 183,820円 |
9月 | 220,630円 | 161,820円 |
10月 | 200,630円 | 146,820円 |
11月 | 177,080円 | 127,730円 |
12月 | 195,630円 | 161,820円 |
各月の航空運賃を比較すると、直行便が最も安いのは11月で、5〜6月や12〜2月も比較的お得な時期です。経由便も同様に11月が最安で、さらに10月や1〜2月も安くなっています。全体的な傾向として、秋から冬にかけて運賃が下がることがわかりました。
航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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航空券を安く購入する方法

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羽田↔ロンドン間の航空券相場を見ると、最も安い時期は11月です。料金が高騰しやすい夏場と比べると、約3.5万〜6万円ほど安くなります。また、11月以外でも秋から冬にかけては全体的に価格が下がりやすいです。航空券を安く購入したい方は、冬季→秋季→春季→夏季の順番に渡航時期の検討をしてみてください。
また、航空券の価格は曜日によっても変動します。一般的に、週末の金〜土曜出発は高く、月〜水曜出発は安いです。搭乗日を1日ずらすだけで数万円の差が出ることもあるため、スケジュールに余裕がある方は、日程を柔軟に調整してみてください。
さらに、直行便よりも乗り継ぎ便のほうが運賃が安い傾向があります。ただし、乗り継ぎ時間や空港の利便性、フライトの時間帯なども考慮し、総合的に比較して選ぶことが大切です。

航空券を安く購入するには、航空会社の正規割引運賃であるペックス運賃だけでなく、旅行会社の格安航空券やIT運賃も検討しましょう。
たびチャットでは、航空券とホテルのセットプランを取り扱っています。イギリス旅行を計画中の方には、お得に旅行を実現するチャンスです。旅行のプランニングにお悩みの方は、LINEでお気軽にご相談ください。
11月~2月に訪れるメリット・デメリット

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11月〜2月はクリスマスなどのイベントがあり、普段とは違う雰囲気のイギリスを楽しめる時期です。有名な観光スポットでは、クリスマス仕様のデコレーションやイルミネーションが登場。この時期にしか見られないロマンチックな景観が広がります。
一方で、晩秋〜冬のイギリスは気温が下がり、曇りや雨の日が多く、さらに日照時間も短くなるため観光には少し不便な面もあります。
メリットを最大限に活かし、デメリットを最小限に抑えるために、事前にしっかり下調べをし、計画を立てましょう。

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メリット|期間限定のデコレーションやイルミネーションを楽しめる
イギリスにおいて、クリスマスは一大イベント。街中にクリスマスツリーやデコレーションが登場します。キューガーデンなどの人気スポットも、クリスマス限定のイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気です。
メリット|混雑を回避し、マイペースに観光できる
気温が低く、バカンスシーズンでもない冬場は、観光客が少なめです。その分、有名な観光スポットでも混雑が緩和されます。ミュージアムなどでは、マイペースにじっくり展示物を鑑賞できるでしょう。
メリット|航空券やホテル代が安い傾向にある
夏場の繁忙期に比べて観光客が減少するこの季節は、旅費の大部分を占める航空券代やホテル代が安くなる傾向があります。そのため、少しでも旅費を節約しながらイギリス旅行を楽しみたいという方に適したシーズンです。

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デメリット|気温が低く、冷え込む
ロンドンの冬は、東京と同程度に冷え込みます。ダウンジャケットやマフラー、手袋などを身に着け、しっかり防寒対策をとりましょう。雪が積もることは稀ですが、寒波などの予報が出ている時は、滑りにくい靴を履いていくと安心です。
デメリット|日照時間が短い
イギリスの冬は日照時間が短く、朝8時頃にようやく日が昇り、16時頃には日没を迎えます。そのため、夏に比べると屋外観光の時間が限られます。効率よく観光を楽しむため、朝から計画的に行動しましょう。
デメリット|曇りや雨の日が多い
秋から冬にかけては曇りや雨の日が多く、屋外観光がしづらかったり、写真映えしにくかったりすることがあります。
また、片手で傘を持ちながらスーツケースを運ぶのは意外と大変です。そんな時に便利なのが、フード付きのレインコート。冬用の厚手のコートの上からでも羽織れる、大きめのレインコートを持参すると安心です。
イギリス旅行の節約術

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イギリスは物価が高い国として知られていますが、工夫することで節約しながら楽しむことができます。
イギリス旅行の節約術は、以下のとおりです。
- 宿泊費|街の中心から離れたエリアに宿泊する、コスパが良好なチェーンホテルを利用する
- 食費|スーパーマーケットやテイクアウトを有効活用する
- 観光費|旅行者向けフリーパスを利用する

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宿泊費の節約術
ロンドンでホテル代を節約するなら、中心部から少し離れたエリアで探すのがおすすめ。パディントン駅周辺などは、比較的手頃なホテルが見つかりやすいエリアです。反対に、観光に便利で賑やかなウエストミンスター周辺などは、宿泊料金が高めに設定されています。
ただし、どんなに安くても、治安の悪いエリアへの宿泊は避けたほうが良いでしょう。ブリクストンやエレファント&キャッスル周辺は、近づかないのが無難です。
また、近年はトラベロッジやハブ・バイ・プレミアインなどのコスパの良いチェーンホテルも人気です。客室はコンパクトでサービスは最低限ですが、リーズナブルな価格で宿泊できます。

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食費の節約術
ロンドンで食費を節約するなら、スーパーマーケットを上手に活用しましょう。パンとチーズやハムを買えば、手軽にサンドイッチを作れます。
また、スーパーの「ミール・ディール」にも注目。サンドイッチなどのメインとスナック、ドリンクのセットを約£5で購入できてお得です。
さらに、イギリスでは外食に高い税金がかかるため、飲食店で食べるよりもテイクアウトのほうが経済的です。天気の良い日は、テイクアウトした食事を公園で楽しみ、ピクニック気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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観光費の節約術
観光費は、イギリス旅行で出費がかさむことの一つです。短期間で多くの施設を訪れる予定の方は、旅行者向けのお得なパスの購入を検討してみてください。
ロンドンパス|1〜7日、10日券から選択可能。ロンドン塔やタワーブリッジ、ウェストミンスター寺院など、95以上の施設に入場できる。
イギリス旅行のベストシーズンは6〜8月!その理由は?

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イギリスの夏は日本ほど暑くならず、過ごしやすい気候です。さらに、他の季節に比べて晴れの日が多く、観光しやすいのが魅力。日が沈むのは21時過ぎのため、遅い時間まで街歩きを楽しめるのも嬉しいポイントです。
ただし、この時期は観光客が多く、航空券やホテルの料金が高騰します。少しでも混雑を避け、費用を抑えたい場合は、ヨーロッパの学校が休みに入る前の6月に訪れるのがおすすめです。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
旅行の時期を選ぶことは、旅の満足度を左右します。数ある魅力的なシーズンの中から、ご自身にとってのベストシーズンを選ぶことが、イギリス旅行を叶える第一歩です。
ここでは、気候、日照時間、イベント、自然の見どころ・アクティビティといった多角的な視点から、旅行時期を決めるためのヒントを紹介します。
1.気候で選ぶ

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ロンドンと東京の気候を比べると、冬の気温はほぼ同じですが、夏は大きく異なります。ロンドンの夏は東京ほど暑くならず、最高気温は20〜25℃程度と過ごしやすいのが特徴です。
ただし、最低気温は15℃前後まで下がるため、朝晩は肌寒く感じることもあります。夏に訪れる際も、軽く羽織れる長袖を持参すると安心です。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 9 | 4 | 7月 | 23 | 15 |
2月 | 9 | 4 | 8月 | 22 | 15 |
3月 | 11 | 5 | 9月 | 19 | 13 |
4月 | 14 | 7 | 10月 | 15 | 10 |
5月 | 17 | 10 | 11月 | 11 | 7 |
6月 | 20 | 13 | 12月 | 9 | 5 |
引用|weatherspark
2.日照時間で選ぶ

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旅行中に1日を有効に使いたい方にとって、日照時間は重要なポイントです。イギリスは季節によって日照時間の差が大きい国。夏は朝5時頃に日が昇り、21時近くまで明るいため、朝から晩まで観光を満喫できます。
一方、冬は8時頃にようやく明るくなり、16時頃には日が沈むため、観光の計画を立てる際は注意が必要です。朝は早くに行動を開始し、日中に屋外のスポットを巡るようプランニングしましょう。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約8時間 | 8:10 | 16:00 | 7月 | 約16時間 | 4:50 | 21:20 |
2月 | 約9時間 | 7:40 | 16:50 | 8月 | 約16時間 | 5:20 | 20:50 |
3月 | 約11時間 | 6:50 | 17:40 | 9月 | 約14時間 | 6:10 | 19:50 |
4月 | 約13時間 | 6:30 | 19:30 | 10月 | 約12時間 | 7:00 | 18:40 |
5月 | 約15時間 | 5:30 | 20:20 | 11月 | 約9時間 | 6:50 | 16:30 |
6月 | 約16時間 | 4:50 | 21:10 | 12月 | 約8時間 | 7:40 | 15:50 |
引用|weatherspark
3.イベントで選ぶ

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イギリスでは、一年を通してさまざまなイベントが開催されます。イベントは現地の歴史や文化、風習に触れ合える貴重な体験です。そのため、興味のあるイベントがある時期に旅行を計画するのも良い考えと言えます。
3月|セント・パトリックス・デー
3月17日、ロンドンの街が緑一色に染まる「セント・パトリックス・デー」が開催されます。もともとはアイルランドの祝祭ですが、ロンドンでも広く祝われるようになりました。
アイリッシュパブなどの飲食店では、1週間ほど前からクローバーの装飾が施され、緑色のビールが提供されることも。さらに、当日はパレードが街を練り歩き、トラファルガー広場ではライブ演奏や屋台が並ぶなど、賑やかな雰囲気に包まれます。
7月~9月|バッキンガム宮殿一般公開
イギリスの象徴ともいえるバッキンガム宮殿は、毎年夏の10週間のみ一般公開されます。華やかなイギリス王室の暮しを生で見られる貴重な体験です。参加には事前予約が必要で、週末などは早めに予約が埋まることもあります。イギリス旅行が決定したら早めに手配しましょう。
9月中旬~10月|ハロウィーン
街のあちこちにジャック・オー・ランタンやお化けのデコレーションが施され、普段と異なる雰囲気に包まれます。イベントも豊富で、幽霊が出ると噂されるロンドン塔では特別なハロウィーンイベントを開催。
さらに、「ハリー・ポッター」のセットで知られるWBスタジオもハロウィーン仕様に。ツアー中に死喰い人や吸魂鬼が現れるなど、臨場感あふれる演出が楽しめます。
11月~12月|クリスマス
12月に入ると、街はクリスマスツリーやイルミネーションで華やかに彩られます。
人気のスポットもクリスマス仕様になり、キューガーデンでは無数のライトが幻想的な雰囲気を演出。ハイドパークでは、ロンドン最大級のクリスマスマーケットが開催され、多くの人で賑わいます。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び

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イギリスは、どの季節に訪れてもさまざまな風景を楽しむことができます。自然の見どころを満喫するためには、各シーズンの特徴を把握し、最適な時期を選ぶことが大切です。
春|イングリッシュブルーベルやラッパ水仙の花々が春の訪れを告げる、喜びに満ちた季節です。
イギリスといえば、ガーデニング大国としても知られていますが、5月にはロンドンのチェルシー地区で、フラワー・ショーが開催されます。期間中は街中のあちらこちらでフラワーアートが見られ、カメラ片手に散歩を楽しむのに最適です。
夏|21時過ぎまで明るいイギリスの夏は、人々が短い夏を存分に楽しむエネルギッシュな季節。この時期に訪れたいのは、ビーチや湖などの水辺です。ロンドンでは、ハイドパークの人工湖が水遊びを楽しむ人々で賑わいます。
郊外に足を延ばせば、ブライトンやボーンマスなどの海沿いのビーチも人気のスポットです。
秋|イギリスの秋は、赤や黄色に染まった木々が街を彩る美しい季節です。ロンドンなら、ハイドパークやキューガーデンで、大都市にいながらにして気軽に紅葉を楽しめます。
時間に余裕があれば、イギリスらしい田園風景が広がるコッツウォルズへ足を延ばすのもおすすめ。中でも、ウエストンバート森林公園は国内有数の紅葉スポットとして人気です。
冬|イギリスの冬は、東京とほぼ同じ程度の寒さで、雪が積もることは珍しいです。しかし、もし雪化粧した姿を見ることができたなら、その魔法がかかったような美しさに見とれてしまうことでしょう。
この時期のロンドンでは、街のあちこちに屋外スケートリンクが登場し、中には歴史ある建物の前に設置されるところもあります。趣のある景観を眺めながらスケートを楽しむという、冬ならではの体験を満喫してみてはいかがでしょうか。
イギリス旅行の夢を叶える!安い時期の見極め方と節約術

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本記事ではイギリス旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
イギリス旅行は、憧れの海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、イギリス旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約術を抑えることが重要です。浮いた費用で、イギリス旅行をより自分らしいものにすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのイギリス旅行を実現させてください!
