【2024】ロヴァニエミの1日モデルコース3パターン！観光スポットの見どころも徹底解説

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ロヴァニエミはこんな場所！

ロヴァニエミは、第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けた都市の一つでした。しかし、現在ではサンタクロースの故郷として、国内外から多くの旅行者が訪れるフィンランド有数の人気観光地となっています。

ロヴァニエミはオーロラを見ることができる場所としても知られており、冬季の9〜3月頃が観光のベストシーズンです。日照時間が短いこの時期はオーロラを見る確率が高くなるため、3泊5日程度の短い滞在期間でも観測できる可能性があります。

夏季のロヴァニエミはオーロラを観察するのが難しくなりますが、さまざまなアクティビティを体験できます。特に日本で年々人気が高まっているサウナは、大自然を満喫できるアクティビティの一つです。

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ロヴァニエミ観光をする時のポイント！

ロヴァニエミは北欧に位置し、冬季は氷点下にまで気温が下がる寒冷な都市です。特に12〜2月頃はマイナス10℃以下になることがあるので、訪れる際には防寒対策をしっかりとしておきましょう。一方、夏季は昼間の気温が20℃前後、夜間は10℃前後となるので、1枚羽織れる上着を持参することをおすすめします。

ロヴァニエミの公共交通機関はバスが利用でき、シングルチケット、24時間乗り放題パス、ICカードの購入ができます。1日に3回以上バスに乗車する場合は、24時間乗り放題パスの購入がお得です。

バスチケットの料金は以下の通りです。今回は旅行者がよく利用するシングルチケットと24時間乗り放題パスの料金のみを掲載します。

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ロヴァニエミで絶対行きたい！王道観光モデルコース

ロヴァニエミは、オーロラ観測の拠点として有名な人気観光地です。ロヴァニエミでオーロラを観賞するなら、専門ガイド付きのオーロラツアーへの参加がおすすめです。また、博物館や美術館などの観光スポットも充実しており、北極圏の文化や歴史を学ぶことができます。

以下では、初めてロヴァニエミを訪れる方に向けて、最適なモデルコースとタイムスケジュールを紹介します。なお、今回はアクティビティの実施時期を考慮し、冬季の旅行を想定したモデルコースです。

９：００　▶︎　Coffee House Rovaniemi

■Ruokasenpuisto I3から徒歩3分（Maakuntakatu 30, 96200 Rovaniemi, フィンランド）

Coffee House Rovaniemiはロヴァニエミ中心地に位置し、平日は朝8時から営業しているカフェです。サンドイッチやクロワッサンなどの軽食メニューが豊富に揃っており、飲み物と合わせても1,000円前後で楽しめます。

１０：００　▶︎　アルクティクム博物館

■Coffee House Rovaniemiから徒歩11分

アルクティクム博物館は、フィンランドの自然や動物、文化、歴史、そして北極圏の厳しい気候や変化について学べる博物館です。また、オーロラシアターでは、壮大な音楽とともに、実際のオーロラに近い景色を鑑賞できます。

アルクティクム博物館を訪れる際は、余裕を持って2時間以上の時間を確保しておきましょう。

１２：３０　▶︎　Rosso

■アルクティクム博物館から10分（Maakuntakatu 30, 96200 Rovaniemi, フィンランド）

Rossoはヨーロッパ料理を提供するレストランで、ステーキやピザなどのメニューが揃っています。店内は日本のファミリーレストランと似た雰囲気で、スタッフが親しみやすいところもポイント。

料金は、1皿あたり3,000円前後が目安です。アルコールを注文する場合は、一人あたり4,000円前後を目安にするとよいでしょう。

１３：３０　▶︎　ロヴァニエミ教会

■Poronkulma E ​駅からバス（6番もしくは8番）で4駅（Kirkko E 駅で降車）（移動時間8分）

ロヴァニエミ教会は街の南部に位置し、1950年の建設以来、街のシンボルとして佇んでいます。白を基調とした教会内には巨大な宗教画が描かれており、その迫力と荘厳さは他の教会でも類を見ない雰囲気を漂わせています。

この教会を訪れるのにおすすめの時期は、11〜2月頃です。雪化粧をした街並みと教会のコントラストが、幻想的な景色を作り出すところが魅力。また、周辺には公園が点在しており、教会を眺めながらゆっくりと散歩を楽しむこともできます。

教会内での滞在時間は30分を想定していますが、周辺散策を含める場合は、1時間を目安にしてください。

１４：３０　▶︎　Culture House Korundi

■​Kirkko P 駅からバス（4番）で5駅（Rovaniemen Tori 駅で降車）（移動時間8分）

Culture House Korundiは北欧の近代アートを楽しめる美術館として、年々人気が高まっています。メインの展示品は近代アートの特徴を備えつつも、北欧の自然や動物を模したテイストが取り入れられた作品です。約3,500点に上る所蔵作品数は増加の一途を辿り、訪れるたびに異なるテーマの展示会を鑑賞することができます。

美術館にはコンサートホールも併設されており、定期的にオーケストラの演奏が行われています。オーケストラの演奏は基本的に夜に開催されているため、滞在中に機会があれば訪れてみるのもおすすめです。

美術館自体はそれほど大きくありませんが、作品数が多いため、1時間半〜2時間程度を目安にゆっくりと鑑賞を楽しんでください。

１６：３０　▶︎　Shopping Centre Revontuli

■Culture House Korundiから徒歩4分

Shopping Centre Revontuliは、ロヴァニエミ中心地に位置する大型ショッピングセンターです。40を超える店舗が入っており、衣料品店やスポーツショップ、ギフトショップなどが点在しています。店内ではフィンランドらしい小物やアウトドア用品が販売されており、見ているだけでも楽しめる場所です。

スーパーマーケットも併設されているため、フィンランドのチョコレートやクッキーなど、バラまき用の土産品を購入できます。施設内にはカフェやレストランもあるので、1時間〜1時間半を目安に過ごしましょう。

１８：００　▶︎　木こりのろうそく橋

■Shopping Centre Revontuliから12分

木こりのろうそく橋はケミ川に架かる斜張橋であり、ロヴァニエミのランドマーク的な存在です。1989年に完成し、斜張橋としてはフィンランドで最も長い歴史を誇ります。

橋は夜になるとライトアップが施され、柱の上部がろうそくのように照らされることから「木こりのろうそく橋」と呼ばれています。そのため、日が沈んだ時間帯に訪問することをおすすめします。

冬季のフィンランドは日照時間が短く、11〜3月頃は18時までには日が沈みます。夜にライトアップされた橋を見ることで、ロヴァニエミの美しい風景を満喫できるでしょう。

１９：００　▶︎　オーロラツアー

■木こりのろうそく橋から徒歩7分

ロヴァニエミが位置するラップランド地方は、北極圏に位置し、オーロラを見られる地域として有名です。数多くの会社がオーロラツアーを催行しており、比較的手頃な価格でオーロラ鑑賞を楽しむことができます。

ツアーの内容は、バスでオーロラがよく見えるスポットへ移動し、知識豊富なガイドがオーロラのメカニズムについて解説してくれるというもの。料金は、1名当たり約10,000円程度が一般的です。

ただし、オーロラは必ず見られるとは限りません。特に夏季は日照時間が長く、6月から7月頃は白夜と呼ばれる現象が起こります。この時期はオーロラの出現率が低いため、オーロラツアーに参加したい方は冬季の旅行がおすすめです。

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旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。

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サンタクロースに会いたい！ロヴァニエミの観光モデルコース

ロヴァニエミには、サンタクロースの住む村「サンタクロース村」があります。サンタクロースのオフィスを訪れ、直接会って会話を楽しめるところが魅力です。

以下では、初めてロヴァニエミを訪れる方に向けて、最適なモデルコースとタイムスケジュールを紹介します。なお、今回はアクティビティの実施時期を考慮し、冬季の旅行を想定したモデルコースです。

９：００　▶︎　Home Bakery Antinkaapo Oy

■Rovaniemi駅より徒歩15分（Rovakatu 13, 96100 Rovaniemi, フィンランド）

「Home Bakery Antinkaapo Oy」は、ロヴァニエミ中心街から南に位置するベーカリーです。ショーケースに並ぶパンやケーキは豊富に並び、紅茶やコーヒーと一緒にゆっくりと朝食を楽しめます。

店内は温かみのある雰囲気で、ゆったりとくつろげる空間が魅力です。1日のスケジュールを確認したり、友人や家族と語り合ったり、思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

１０：００　▶︎　トナカイそり体験

■Home Bakery Antinkaapo Oyから徒歩9分

ロヴァニエミでは、トナカイそり体験への参加が人気のアクティビティです。北極圏の自然を満喫しながらトナカイに乗って雪原を駆け抜ける体験は、一生の思い出になるでしょう。

ツアー会社によって内容は異なりますが、一般的にはトナカイの飼育や餌やりなどのレクリエーション、トナカイそり体験、サンタクロースとの記念撮影などがセットになっています。体験時間は約2時間で、料金は1名当たり約23,000円前後が目安です。

１２：３０　▶︎　サンタクロース村

■Aallonkatu P 駅からバス（8番）で20駅（Joulupukin Pajakylä 駅で降車）（移動時間30分）

サンタクロース村は、ロヴァニエミ中心地から北西に位置し、サンタクロースが住む村として有名です。村内にはサンタクロースに実際に会える施設や、北極圏の自然を体験できるアクティビティが充実しており、まるでテーマパークに来たかのような気分で過ごすことができます。

村内にある郵便局では、世界中からサンタクロースに届いた手紙を展示しているので、気になる手紙を読んでみるのも面白いでしょう。また、郵便局からは実際に手紙を出すことができるので、家族や友人、恋人へ手紙を送るのもおすすめです。

サンタクロース村にはカフェやレストランもいくつか点在しているため、昼食を含めてサンタクロース村を満喫してください。

１３：００　▶︎　Santa's Salmon Place

■サンタクロース郵便局から徒歩6分（Santa Claus Village, Pukinpolku 3, 96930 Rovaniemi, フィンランド）

「Santa's Salmon Place」は、フィンランドの名産品であるサーモンを使用した料理が楽しめるレストランです。ここの名物のサーモンのグリル焼きは、肉厚で食べ応えがあり、一度食べたら病みつきになることでしょう。サーモンのグリル焼きと飲み物を注文した場合、料金は約4,400円程度を目安にしてください。

１４：３０　▶︎　サンタクロース・オフィス

■Santa's Salmon Placeから徒歩5分

サンタクロース村のメインの観光スポット「サンタクロース・オフィス」で、実際にサンタクロースに会ってみましょう。オフィスに入ると、薄暗い通路の先にサンタクロースの姿が。2人きりの空間でサンタクロースと語らいながら、童話の世界に迷い込んだような時間を過ごせます。

サンタクロースは英語はもちろん、日本語も話せるので、言葉の心配もありません。オフィスへの入場やサンタクロースとの会話は無料で、誰でも気軽に訪れることができます。

１５：３０　▶︎　サンタ・パーク

■Joulupukin Pajakylä 駅からバス（8番）で2駅（4-Tien Risteys 駅で降車）（移動時間20分）

「サンタ・パーク」は、サンタクロース村からバスで20分ほどの距離にある、クリスマスをコンセプトにしたテーマパークです。パークは巨大な人工洞窟を抜けた先にあり、氷の彫像やエルフたちのショー、アトラクションなどが楽しめます。

参加型のアトラクションである「エルフの学校」では、エルフの秘密や技を学ぶことができます。アトラクションを終えると参加証明書が贈られるので、ぜひ記念に持ち帰りましょう。

パーク内は、さまざまな食事スペースが充実しています。アトラクションの合間に休憩を兼ねて利用してみてはいかがでしょうか。パーク内は約2時間で充分に満喫できるため、夕食前に訪れるのがおすすめです。

１８：００　▶︎　Nili Restaurant

■4-Tien Risteys 駅からバス（8番）で21駅（Kävelykatu E 駅で降車）（移動時間30分）（Valtakatu 20, 96200 Rovaniemi, フィンランド）

「Nili Restaurant」は、北欧の自然を思わせる木造の内装がおしゃれなレストランです。ここでは、熊やトナカイの肉などのジビエ料理が楽しめます。中でも、トナカイ肉はジビエ特有の臭みがなく食べやすいと評判です。

また、このレストランには日本語のメニューが用意されているため、英語が苦手な方でも安心して注文できます。

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オーロラ鑑賞を満喫！フィンランドらしい観光モデルコース

フィンランドと聞いてイメージするものといえばオーロラやサンタクロース。このモデルコースは、そんなフィンランドらしさを1日で満喫できるようになっています。童心に帰ったつもりで、良いとこどりの1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ここでは具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、参考にしてみてください。

８：３０　▶︎　Coffee House Rovaniemi（コーヒーハウス・ロヴァニエミ）

■ロヴァニエミ駅よりタクシーで5分（34 Rue Yves Toudic, 75010 Paris）

コーヒーハウス・ロヴァニエミは、モーニングにぴったりの店です。店内は北欧インテリアを基調としたシンプルなデザインで、ゆっくりとくつろげる雰囲気が特徴です。

人気のメニューには、ペストチキン入りベーグル、ストロベリーミントスムージー、そしてカプチーノなどがあります。

１０：００　▶︎　サンタクロース村

■コーヒーハウス・ロヴァニエミからバスで16分

朝食をとった後は、早速サンタクロース村へ出発しましょう。

サンタクロース村へのバスは、ロヴァニエミの中心部から約15分で到着します。午前中はバスの運行本数が少ないため、事前に確認してスケジュールを組むようにしてください。もしバスの時間が合わない場合は、タクシーを利用しましょう。

１０：１５　▶︎　サンタクロース・オフィス

■Napapiiri Iバス停から徒歩2分（Joulumaantie 1, 96930 Rovaniemi, フィンランド）

サンタクロース・オフィスでは、サンタクロースと直接会うことができます。通路を進み、奥の部屋に入っていくと、あなたを待っているはずです。思い出を形に残したい場合は、一緒に記念撮影もできます。

特にクリスマスシーズンは行列ができることもあるため、クリスマスの時期に訪れる際は十分な時間を確保することをおすすめします。

１１：３０　▶︎　サンタクロース・ポストオフィス

■サンタクロース・オフィスから徒歩2分（Tähtikuja 1, 96930 Rovaniemi, フィンランド）

サンタクロース・ポストオフィスは、サンタクロースが世界中に手紙を送ることで有名なポストオフィスです。サンタクロース宛に送られた手紙はここに届けられ、200カ国から2,000万通もの手紙が寄せられます。

クリスマスに手紙を送り、ご自身やご家族宛にクリスマスカードを贈るのもおすすめです。

１２：３０　▶︎　Santa's Salmon Place（サンタズ サーモン プレイス）

■サンタクロース・ポストオフィスから徒歩6分（Santa Claus Village, Pukinpolku 3, 96930 Rovaniemi, フィンランド）

サンタズ サーモン プレイスでは、新鮮なサーモンを楽しむことができ、伝統的な暖炉で焼くという調理法を用いています。暖炉でサーモンが焼かれている様子はフロアからも見えるようになっているので、調理過程を見るのも楽しみの一つです。

サンタクロース村を訪れた際には、肉厚でジューシーなサーモンをぜひご賞味ください。

１４：３０　▶︎　アルクティクム博物館

■サンタズ サーモン プレイスからバスで26分（Pohjoisranta 4, 96200 Rovaniemi, フィンランド）

昼食を食べ終わったら、ロヴァニエミ市内に戻り、アルクティクム博物館へ向かいましょう。アルクティクム博物館の周辺は、オーロラの観測スポットでもあります。ただし、オーロラが見えるようになるのは18時以降の夜の時間帯です。

アルクティクム博物館内にあるカフェは16時まで営業しているので、カフェで休憩を取りながら博物館の見学をしましょう。オーロラシアターで上映されるオーロラに関する映像は、映像でも十分に楽しめる内容ですのでおすすめです。

１８：００　▶︎オーロラ観測

■アルクティクム博物館周辺（Pohjoisranta 4, 96200 Rovaniemi, フィンランド）

アルクティクム博物館の裏手にある道を少し歩いていくと、街灯がなく、オーロラの観測に適したスポットが広がっています。よく知られた観測スポットなので、観光者も多く安心してオーロラ観測が可能です。

ロヴァニエミでオーロラが観測できるのは、8月中旬から4月初旬にかけての約200日にもわたります。確実にオーロラが現れるとは限りませんが、ロヴァニエミ中心地へは徒歩10分ほどで移動できるため、ゆっくりと鑑賞を楽しんでください。

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ロヴァニエミでサンタクロースと北極圏の自然を満喫しよう

本記事では、ロヴァニエミのおすすめモデルコースについて、各スポットの見どころを解説しながら紹介しました。

ロヴァニエミは、サンタクロースに関連したスポットや北極圏の自然が楽しめることから、世界中から多くの観光者が訪れます。せっかくなら、最低でも2日以上の滞在期間を取って、ロヴァニエミの魅力をじっくりと満喫しましょう。

本記事で紹介した情報を参考に、既存のツアーでは得られないオリジナルのロヴァニエミ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

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