【2024】ヘルシンキの1日モデルコース3パターン！観光スポットの見どころも徹底解説

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ヘルシンキはこんな場所！

フィンランドの首都であるヘルシンキは、バルト海に面した港町です。のんびりと落ち着いた雰囲気で、観光者にも人気があります。また、ヨーロッパのなかでは比較的治安が良いため、安心して観光を楽しめるところもポイントです。

ヘルシンキの気候は、日本と比べて寒い時期が長いのが特徴。冬は11月から3月まで続き、気温は氷点下になることも珍しくありません。春と秋も気温が低めなので、防寒対策は必須です。夏は6月から8月まで続き、最高気温は20度前後と過ごしやすく観光に適しています。ただし、朝晩は冷え込むため、羽織るための上着があると安心です。

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ヘルシンキ観光をする時のポイント！

ヘルシンキの交通網は非常に発達しており、地下鉄やバス、トラム、フェリーなど、移動手段が豊富です。ヘルシンキ中央駅から徒歩圏内にも観光スポットがあるため、ある程度は徒歩で観光を楽しむことが可能。徒歩で15分以上かかる場合は、公共交通機関を併用すると効率よく観光できます。

ヘルシンキの観光には「ヘルシンキカード」の利用がおすすめです。地下鉄やバスなどの公共交通機関が乗り放題で、複数の美術館や博物館などが無料で入場できます。

カードの料金は、以下の通りです。

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ヘルシンキの定番モデルコースはこれ！

フィンランドを訪れるのであれば、まずは首都のヘルシンキを観光するのがおすすめです。定番の観光スポットやレストランも数多くあり、充実した1日を過ごせるでしょう。ほとんどのスポットを徒歩で回ることができ、海外旅行の初心者の方でも安心です。

ここでは具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、参考にしてみてください。

９：００　▶︎　Café Aalto（カフェ・アアルト）

■​ヘルシンキ中央駅より徒歩6分 （Pohjoisesplanadi 39, 00100 Helsinki, フィンランド）

ヘルシンキ観光のスタートには、アカデミア書店の2階にあるカフェ・アアルトでモーニングがおすすめ。映画「かもめ食堂」のロケ地になった場所としても有名です。本屋の中にある開放的な空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

せっかくなら1階のアカデミア書店にも立ち寄って、フィンランドの文化や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

１０：１５　▶︎　ヘルシンキ元老院広場

■​カフェ・アアルトより徒歩8分 （​00170 Helsinki, フィンランド）

モーニングの後は、散歩しながらヘルシンキ元老院広場へ向かいましょう。アレクサンドル2世の像はもちろん、隣にはヘルシンキ大聖堂があります。ヘルシンキ元老院広場には広いスペースがあるので、思う存分ヘルシンキ大聖堂やご自身の記念撮影を楽しんでください。

１０：４５　▶︎　ヘルシンキ大聖堂

■​ヘルシンキ元老院広場より徒歩4分 （Unioninkatu 29, 00170 Helsinki, フィンランド）

ヘルシンキのシンボルともいえるヘルシンキ大聖堂は、やはり外せない観光スポット。新古典様式の建物で、見どころの一つは屋根に施された12使徒の彫刻です。

中に入ると巨大なパイプオルガンやシャンデリアが印象的で、ステンドグラスや祭壇画など、フィンランドの歴史と文化を感じさせる装飾も見どころ。

観光した後は、ショップでお土産を購入するのもおすすめです。フィンランドの伝統工芸品やお菓子など、バラエティ豊かな商品が揃っています。

１２：３０　▶︎　ストックマン・ヘルシンキ百貨店

■​ヘルシンキ大聖堂より徒歩10分（Aleksanterinkatu 52, 00100 Helsinki, フィンランド）

ストックマン・ヘルシンキ百貨店は、1930年創業の百貨店です。レストランやカフェでランチをしながら休憩しましょう。お土産を探すのにも最適ですが、海外のデパートは商品を眺めているだけでもワクワクしますよ。

１４：００　▶︎　テンペリアウキオ教会

■​ストックマン・ヘルシンキ百貨店からバスで12分 （Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, フィンランド）

テンペリアウキオ教会は、岩山をくりぬいて作られた教会で、フィンランドらしいデザイン建築と自然の融合した姿を見ることができます。

周りが岩で囲まれているため、外から見ると冷たい印象を受けるかもしれません。しかし、教会内には大きな窓があり、太陽の光が差し込むことで、温かみのある空間が広がります。

また、教会内には巨大なオルガンがあり、その音色が響き渡ると、さらに神秘的な雰囲気になるところも魅力です。

１５：３０　▶︎　カンピ礼拝堂

テンペリアウキオ教会から徒歩12分 （Simonkatu 7, 00100 Helsinki, フィンランド）

カンピ礼拝堂は、木造のモダンデザイン建築で、都市部にありながら、周囲の雑踏を忘れさせる静寂に包まれた場所です。一方、テンペリアウキオ教会は、岩山をくりぬいて作られた教会です。自然と一体となったデザインが特徴で、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

この2つの教会は、どちらもヘルシンキを代表する観光スポットです。デザインや雰囲気が大きく異なるため、訪れた際にはぜひ比較してみてください。

１６：００　▶︎　ヘルシンキ現代美術館

カンピ礼拝堂から徒歩5分 （Mannerheiminaukio 2, 00100 Helsinki, フィンランド）

ヘルシンキ現代美術館はその名の通り現代美術専門の美術館で、建物自体も魅力の1つとなっています。現在は8,500点以上の現代美術作品がコレクションとして収められており、フィンランドの文化遺産の重要な要素です。

現代のアート作品に触れることで、想像力が豊かになるかもしれません。

１８：００　▶︎　Ravintola Lasipalatsi（ラヴィントラ・ラシパラツィ）

ヘルシンキ現代美術館から徒歩3分 （Mannerheimintie 22-24, 00100 Helsinki, フィンランド）

Ravintola Lasipalatsiは、ヘルシンキの中心部にある伝統的なフィンランド料理のレストランです。新鮮な海鮮やトナカイ、子羊肉など、フィンランド産の食材を使った料理が楽しめます。フィンランド料理や季節の料理と共にワインを堪能し、充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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【世界遺産】スオメンリンナの要塞を巡る観光モデルコース

ヘルシンキの中心部には魅力的な観光スポットが集まっており、1日でも十分に観光を楽しめる街です。少し足を伸ばすだけで、自然豊かな世界遺産に行くこともできます。

ここでは初めてヘルシンキを訪れる方におすすめのモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、参考にしてみてください。

９：００　▶︎　オールドマーケットホール

■​ヘルシンキ中央駅よりトラムで11分

オールドマーケットホールは、フィンランドの特産品を取り扱うショップや屋台が数多く並ぶ伝統的な市場です。ヘルシンキに来たらぜひ味わいたいのが、サーモンを使ったスープ。フィンランド産のサーモンを使用した濃厚でクリーミーなスープは、朝食にぴったりです。また、定番のカフェでは、フィンランドの定番朝食であるシナモンロールやパンケーキを楽しむことができます。

オールドマーケットホールの営業時間は、8時から18時までです。ただし、開店直後は準備中のショップもあるので、少し時間を置いてから行くとよいでしょう。

１０：３０　▶︎　スオメンリンナの要塞

■​オールドマーケットホールよりフェリーで21分

スオメンリンナの要塞は、ヘルシンキの沖合にある6つの島に建造された世界遺産の要塞群です。18世紀にスウェーデンによって建設され、その後ロシアに占領されました。現在は、フィンランド海軍の基地として使用されています。

要塞内には、かつて戦いに使われていた砲台や要塞壁が残っており、当時の歴史を今に伝えています。また、教会や博物館、ガラス工房などの見どころも豊富で、緑豊かな自然が調和した、のどかな雰囲気も魅力です。

１２：３０　▶︎　Suomenlinna Centre Café

■スオメンリンナの要塞より徒歩1分(Suomenlinna, 00190 Helsinki, フィンランド)

Suomenlinna Centre Caféは、スオメンリンナセンターに店舗を構えるカフェです。小さいながらもゆったりとした雰囲気のカフェで、サンドウィッチやコーヒー、サーモンスープなどのメニューを提供しています。

敷地内には、お土産を販売するショップもあるので、ぜひ一緒に楽しんでください。

１４：００　▶︎　ウスペンスキー大聖堂

■Suomenlinna Centre Caféよりフェリーで23分

ウスペンスキー大聖堂は、ヘルシンキのシンボルとして知られている大聖堂です。ロシアの建築家によって設計された赤いレンガ造りの外観と、玉ねぎのような形をした13個の金色のドームが特徴。ロシア正教の教会として建てられたため、内部は細かなデザインが施された豪華な装飾が目を惹きます。

月曜日は定休日となっているため、訪問する際には事前に営業日を確認しましょう。

１５：３０　▶︎　ヘルシンキ大聖堂

■​ウスペンスキー大聖堂より徒歩13分

ヘルシンキ大聖堂は、市内中心部に位置する、街のランドマークでもある教会です。ネオクラシック様式の荘厳な外観と、屋根に施された12使徒の彫刻が、訪れる人々を魅了します。すぐ隣にあるヘルシンキ元老院広場は、大聖堂を正面から見ることができる絶好のスポット。広々としたスペースがあるので、記念撮影にもおすすめです。

１７：００　▶︎　National Library of Finland（フィンランド国立図書館）

■ヘルシンキ大聖堂より徒歩2分

フィンランド国立図書館は、1640年に建てられたヘルシンキの歴史と文化を今に伝える建造物です。設計はヘルシンキ大聖堂と同じカール・ルードヴィッヒ・エンゲルによるもので、荘厳な外観と、図書館とは思えないほど豪華な内装が特徴。

土曜日と日曜日は閉館日のため、訪れる際には注意しましょう。

１８：３０　▶︎　Restaurant Savotta

■フィンランド国立図書館より徒歩3分(Aleksanterinkatu 22, 00170 Helsinki, フィンランド)

Restaurant Savottaは、フィンランドの伝統的な料理を楽しめるレストランです。名物のトナカイ料理は、ローストやソーセージ、燻製など、さまざまな味わいを楽しめます。店内には、フィンランドの歴史を感じる展示があり、昔のテーブルや椅子を使用した、ノスタルジックな雰囲気も魅力です。

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ヘルシンキの芸術に触れる観光モデルコース

フィンランドはデザイン大国として知られ、ヘルシンキには多くの美術館が点在しています。デザインの本場でさまざまなアートに触れ、刺激に満ちた1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ここでは具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介するので、参考にしてみてください。

９：００　▶︎　Hakaniemen kauppahalli

■ヘルシンキ中央駅より地下鉄で5分

Hakaniemen kauppahalliは、1914年に建てられた老舗のマーケットホールです。建物は2階建てで、新鮮な食料品や雑貨などが豊富に揃っています。テイクアウトのフルーツジュースや軽食を提供しているカフェもあるので、朝食を食べるにもおすすめです。

営業時間は朝8時からですが、開店直後は準備中のショップも多いので注意しましょう。

１０：００　▶︎　 ヘルシンキ現代美術館

■Hakaniemen kauppahalliより地下鉄で10分

ヘルシンキ現代美術館は、アメリカの建築家スティーブン・ホールが設計し、1998年から一般公開されている美術館です。

美術館の外観は、亜鉛やアルミニウム、真鍮、ガラスなど、さまざまな素材が用いられた、モダンなデザインが特徴です。これらの素材は、季節や時間によって変化する自然光を取り入れるため、美術館内を明るく照らし、展示されている現代アートをより一層引き立てています。

１２：００　▶︎　Amos Rex

■ヘルシンキ現代美術館より徒歩2分

Amos Rexは、2018年にオープンした美術館です。現代アートの展示やユニークな体験を提供しており、洗練されたデザインの建物が目を惹きます。建物は地下に位置しており、緩やかな曲線を描くドームが特徴。ドームは実際に登ることができ、地上からヘルシンキの街並みを一望することができます。

１３：３０　▶︎　Ravintola Lasipalatsi

■Amos Rexより徒歩1分(Mannerheimintie 22-24, 00100 Helsinki, フィンランド)

フィンランド料理店のRavintola Lasipalatsiは、1930年代に建てられた建物の中に店舗を構えています。月曜日から金曜日は、日替わりのランチメニューを12.70 € (約1,960円) で提供しており、フィンランド産の食材を使用した伝統的なフィンランド料理を味わえるところが魅力。食後には、バリスタが丁寧に淹れたコーヒーをぜひご賞味ください。

１５：３０　▶︎　デザイン美術館

■Ravintola Lasipalatsiよりトラムで6分

デザイン美術館は、1895年に建てられた旧高校の校舎を利用した美術館です。1870年から現在に至るフィンランドデザインの歴史を展示しており、75,000点ものオブジェクトや45,000点もの図面などを見学できます。

施設内にはカフェとショップも併設されているので、休憩やお土産の購入も可能です。

１７：００　▶︎　Art Museum Ateneum

■デザイン美術館よりトラムで11分

Art Museum Ateneumは、1887年に完成したネオ・ルネッサンス様式の建物です。1888年から一般に公開されており、外観には彫刻の装飾が施されています。3階中央部にある4体の女神像は、特に有名です。

美術館としては18世紀からの美術品を取りそろえており、約30,000点もの国宝が所蔵されています。

１８：３０　▶︎　Restaurant Savoy

■Art Museum Ateneumより徒歩8分(Eteläesplanadi 14, 00130 Helsinki, フィンランド)

Restaurant Savoyは、フィンランドを代表する建築家兼デザイナーのアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトが手がけたレストランです。1937年の創業以来、その洗練されたデザインと優雅な雰囲気で、多くの人々に愛されています。

レストランでは、フィンランド料理にロシア風の要素を取り入れた、独創的なメニューを提供しています。内装やインテリアの美しさにもぜひ目を向けながら、優雅なひとときをお過ごしください。

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ヘルシンキ旅行で歴史や芸術を体感しよう

本記事では、ヘルシンキでおすすめのモデルコースと、各スポットの見どころをまとめて紹介しました。ヘルシンキでは長い歴史と現代の文化の両方を楽しむことができ、観光地としての見どころが多い街です。

なかでもデザインに興味のある方にとって、さまざまな芸術を体感できる絶好の場所です。美術館や歴史的建造物、街並みなど、デザインの息吹を感じるスポットが数多くあります。

ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのヘルシンキ旅行を実現しましょう！

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