熊野古道の宿泊施設不足に挑むー日本ユニスト 山口和泰氏、大崎庸平氏
日本の将来は地方の経済が創る
高齢化・人口減少下の地域創生を可能にする無人運営
総合不動産デベロッパーでホテルの開発・運営も手掛ける日本ユニストが、世界遺産・熊野古道の宿泊施設不足問題に取り組んでいる。高齢化と人口減少が進行する地域での宿泊施設運営という難問に対して同社が出した答えが、無人運営施設という新発想だ。プロジェクトを統括する山口和泰取締役と事業責任者の大崎庸平課長に発想の原点や運営状況について伺った。(聞き手:弊社常務取締役 藤原久記) -まず日本ユニストについて説明してください。山口和泰氏(以下敬称略) 日本ユニストは2011年5月設立の不動産総合デベ...