「着地型観光ガイド」でインバウンド復活に備えるーひょうご観光本部 専務理事 松浦幸浩氏
長期的なガイド育成と滞在型コンテンツ造成で受け入れ基盤を整備
大阪府、京都府など観光地として人気の高い地域に隣接している兵庫県は、その便利な立地ゆえに観光客数は少なくないが、日帰りで楽しむ人が多いのが現状だ。その点に着目し、兵庫県では2019年から着地型観光の推進に取り組んでいる。県内の観光産業の現状、今後の展望などを公益社団法人ひょうご観光本部の専務理事を務める松浦幸浩氏に聞いた。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -はじめにひょうご観光本部とご自身についてご紹介をお願いいたします。松浦幸浩氏(以下敬称略) 私は...