噴火から1年のハワイ島、新素材で回復へ-固有植物など持続可能性にも注目

「溶岩に飲み込まれた街」、逆転の発想で観光地に
ハワイ島固有の植物や動物など自然も堪能

ハワイ州観光局(HTJ)はキラウエア火山が噴火から1年が経過した7月に日本の旅行会社を招いて現地視察を実施した。2018年5月に噴火したキラウエア火山は、同年9月には火山活動が休息状態になっており、現在は以前と変わらず観光ができる状態だが、日本人訪問者数は回復が遅れている。今回、視察に同行しキラウエア火山やハワイ島の観光新素材と期待されるレイラニ・エステートなどの様子をレポートする。休息状態のキラウエアは安全 「火映」を失うマイナス要素も ハワイ島への日本人訪問者数は、18年が前年比6.4%減の1...