旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(1) 会員向け施策など奏功
「会員の立場になって何ができて、何をすべきなのか」−。全旅の中間幹夫社長が社長に就いてからの2期4年は、その追求だった。会員旅行会社との距離を縮め、接する機会を増やそうと営業部を立ち上げたのが2年前。そこで得た生の声を施策に生かし、連帯保証人や保証料のハードルを下げ全旅クーポンの会員拡大につなげ、会員が脅威としていたOTAも「Trip全旅」で対抗策を打ち出した。そして次の3期目。中間社長は「我々中小旅行会社の潜在能力を引き出すプラスワンの事業を打ち立てたい」と意欲をみせる。全旅の2018年度の実績は...