大阪で島根の伝統芸能 「石見神楽なにわ館」がオープン
島根県の伝統芸能、石見神楽を公演する常設施設「石見神楽なにわ館」が4月25日、大阪市浪速区にオープンした。同館の髙橋郁夫館長が「世界に通用する芸能」と感銘を受け私費を投じて開設したもので、国内外から年間1500人の集客を目指す。同館の舞台は間口7メートル、奥行5メートルの本場と同じ設え。座敷とイス席で約100人を収容、ロビーには石見神楽の関連資料なども展示している。4月15日に関係者を招いて行われた内覧会では、石見神楽を代表する演目「大蛇」を上演。同館専属の大阪社中の皆さんが、昨年秋からの特訓の成果...