京王観光、JR券で不正発覚-JRは再発防止策検討へ
週刊文春の報道により、団体旅行でJR各社を利用する際に、乗車券を実際の参加者数よりも少なく発券する不正を続けていた疑いが指摘された京王観光は1月10日、不正行為を認める声明を発表した。「大阪地区の支店内で、発券と使用について不正を行った事実に相違はございません。深くお詫びを申し上げます」と謝罪している。不正行為があった期間や総額、関係者の処分などについては「実態を調査中」とのみ述べている。報道によれば被害総額は2億円以上に上る可能性があるという。1月8日に京王観光からの報告を受けた観光庁は、本誌の取...