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関空の被害大きく、観光への影響長期化を懸念 台風21号

9月4―5日に日本を縦断した台風21号は、関西を直撃、記録的な暴風と高潮が大きな被害をもたらした。建物の倒壊や停電といった暮らしへの影響に加え、鉄道・航空・船舶といった交通網は軒並みストップ。住民だけでなく、観光客への影響も大きく、観光・旅行業界も被害を受けた。台風は高速で通過したため洪水被害は少なく、沈静化は早そうだが、長期化が懸念される被害もみられる。なかでも関西国際空港の浸水被害は大きい。A滑走路はピーク時にはほぼ全域が冠水し、第1ターミナルビルも一部施設が水に浸かった。本島側対岸とを結ぶ連絡...