17年度の旅行業倒産は1件減の26件、負債総額は15年度並み

東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年度の旅行会社の倒産件数は前年比1件減の26件で、2年ぶりに減少するとともに、過去20年間では15年度の25件に続く少なさとなった。負債総額は86.3%減の29億1600万円で、17年3月にてるみくらぶの大型倒産があった反動から大きく減少し、同じく15年度並みの水準となった。負債額別では、1000万円以上5000万円未満が8件増の16件と全体の61.5%を占め、小・零細企業による倒産が中心となった。主な倒産は、4月に6億円の負債を抱えて破産開始決定を受けた...