JALグ、新中計は「FSCの磨き上げ」など注力、売上1.5兆円へ

日本航空(JL)グループは4月28日、2017年度から20年度までの中期経営計画を発表した。JLについては、国交省が12年に発出した投資や新規路線開設などを制限する「日本航空の企業再生への対応について」(8.10ペーパー)の期限が3月末に切れたところ。新たな中計においては、20年の東京五輪開催と首都圏空港の発着枠拡大に向けて、「FSC事業の磨き上げ」と「事業領域の拡大」の2つのテーマに取り組むとした。20年度の売上高や各利益の目標については、今後の環境変化を見越して具体的な数値を示していない。ただし...