新旧産業に感じる"手仕事の郷"の魂 滋賀県愛荘町の旅(2)
- 2017年4月17日
手織りの里金剛苑では伝統工芸品「近江上布」「秦荘紬」を資料や生産現場の見学で学ぶ。蚕から糸、糸から織物、そして藍染と製品化への流れに間近で触れられ、「手仕事」の技術の高さに驚いた。「狭い町内に魅力凝縮」 人気の工場見学も 現代の産業ではUCC滋賀工場。映像でコーヒー豆の栽培の様子を学んだあと、工場ではコーヒーの抽出や充填の様子を見学して、コーヒーができるまでの流れが学べる。見学した後に提供されるコーヒーを飲むと、深い味わいがわかるようになるから不思議だ。町内ではほかにもコクヨ工業滋賀でノート生産の様...