国交省、訪日外国人流動データを拡充、クロス分析などに対応
国土交通省の総合政策局はこのほど、訪日外国人の都道府県を越える流動量を通年で分析できるデータ「FF-Data」を新たに公表した。これまでは秋期の1週間に限って作成していた「訪日外国人流動表」の集計期間を拡大し、サンプル数を約1万5000人から4万3000人に拡充したもので、訪問地や国籍、目的、利用交通機関などによるクロス分析や、周遊に関する分析が四半期ごと、または年間で可能になる。自治体による観光戦略立案の際の対象市場や提携先の検討、旅行会社による商品の企画・造成などに役立ててもらいたい考えだ。FF...