ヒースローに3本目の滑走路、25年に供用-アジアなど強化
英国政府は10月25日、ロンドン・ヒースロー空港に3本目の滑走路を建設する計画を承認した。2025年の供用開始を予定する。混雑の緩和や国際競争力の強化、アジアなどの成長市場への路線拡充が目的で、2本の平行する滑走路の北西に約3500メートルの滑走路を設ける。ヒースロー空港はプレスリリースで「長距離路線を最大40路線増やせる」と述べるとともに、就航候補地として関空や武漢、エクアドルのキトなどを挙げている。英国政府は40年までに長距離路線の座席数が最大で1600万席増えると予想。国内線については運航中の...