観光振興策奏功し勢い 松山市、入込客や道後宿泊者数増加の見込み/愛媛

愛媛県松山市の野志克仁市長は、このほど大阪で開いた観光商品説明会で「松山への入込客数(15年)は570万7千人、道後温泉宿泊者数も88万7086人と昨年を上回る勢い」と訴え、これまで取り組んできた実績をアピールした。同市では12年に広島地域と松山・愛媛を周遊する新しいツーリズムを創造する「瀬戸内・松山ツーリズム推進会議」を設立。13年には国が「新ゴールデンルート」として訪日旅行の新たな柱に推奨した。ルートの主幹線である宮島-広島-呉-松山航路の「瀬戸内はいくるーず」の船内に、16年7月から瀬戸内マリ...