小笠原、来夏に「おがさわら丸」新造船、地方発需要獲得へ
東京・小笠原諸島の小笠原村観光局(OVTB)はこのほど、芝浦埠頭に停留中の小笠原海運の貨客船「おがさわら丸」の船内で、2015年度下期の旅行会社向けセミナーを開催した。本土と同諸島を結ぶ唯一の交通手段である同船のスケジュール決定にあわせて半年ごとに開催しているもので、この日は旅行会社の商品造成担当者など約50名が参加。OVTBは、来年7月に小笠原海運が同船の新造船を導入すること、25時間30分を要する片道の所要時間が新造船導入後は約24時間に短縮されることなどを紹介し、現在は全観光客の3割に満たない...