角屋旅館と佐野温泉が破産手続、宮城の住久は民事再生法申請

東京商工リサーチ(TSR)によると、新潟県の「角屋旅館」と福井県で温泉旅館を経営する「佐野温泉」が6月30日、事業を停止し破産手続を開始した。また、宮城県で温泉旅館を経営する「住久」が7月3日に仙台地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。角屋旅館は破産手続を佐藤法律事務所の佐藤芳嗣氏に一任。負債総額は約1億2700万円となった。角屋旅館は1868年に創業し、上田市の鹿教湯温泉で「かどや旅館」として運営。豊富な湯量の掛け流し温泉を特徴に、建物改装後は「ニューかどや」として5階建て、22室の旅...