5月の旅行業倒産は1件のみ、負債4000万円
東京商工リサーチ(TSR)によると、2015年5月の旅行業の倒産件数は前年比1件減の1件となり、先月の4件から3件減少した。負債額は4000万円で、前年の9800万円から4800万円減少。東日本大震災関連の倒産件数は0件だった。倒産したのは横浜市に本社を置く旅行会社で、県下の労働組合の会合の宿泊手配や、組合員旅行を中心に事業を展開。1992年前後には年間売上高約5億円を計上していた。しかし、その後の労働組合の組織率低下などから受注は減少し、回復の見通しが立たず破産申請となった。宿泊業の倒産件数は前年...