標準約款は継続、取消料規定や旅程保証の見直しを
観光庁は2月5日、第6回旅行産業研究会を開催した。今回のテーマは標準旅行業約款制度と、今までの議論の総括について。観光庁観光産業課長の石原大氏によると、約款制度については制度のあり方自体の議論を実施。委員からは標準約款制度は消費者にとって分かりやすい1つのルールとして示され定着していることや、消費者保護に大きな役割を果たしており効果が高いことから、約款制度は残すべきという話し合いがなされたという。その一方で、約款制定当時と比べ旅行業界の環境は変化しており、変化に合わせた見直しの必要性を指摘する声があ...