旅行の安全、消費者に危険性の理解求め-JATAの取組期待も
観光庁は11月28日、第4回旅行産業研究会を開催し、旅行に係る安全マネジメントについて議論をおこなった。観光庁観光産業課課長補佐(総括)の塩野進氏によると、これは2012年度に万里の長城での遭難事故やエジプトでの熱気球事故など、海外での旅行者の死亡事故が多発したことから、安全マネジメントについて検討を求める気運の高まりを受けたもの。観光産業政策検討会が今春に取りまとめた提言案でも、具体的な制度設計に向けて議論の場を設置し、13年度内に方針を取りまとめることとしていた。今回の研究会では、観光庁側が航空...