全日空、国際線上級クラスに新飲料メニュー、被災酒蔵も
全日空(NH)は3月、国際線のファーストクラスとビジネスクラスの飲み物に新メニューを導入する。東日本大震災で被災した福島県浪江町出の酒蔵が作る日本酒と、独自開発した「ANAオリジナルワイン」、日本各地の生産地から厳選した日本茶を提供する。日本酒は「磐城壽 純米」で、酒蔵の鈴木酒造店は東日本大震災の津波で全壊したが、県の試験場で偶然保管されていた酵母を使い、2012年から山形県長井市で鈴木酒造店長井蔵として醸造を再開。NHでは、これを8月までの期間、欧米線のファーストクラスと、ホノルルを除く欧米線とバ...