羽田発着枠拡大、配分基準検討-オークションや自治体への割当も
国土交通省は羽田空港国内線の発着枠配分について、有識者による「羽田発着枠配分基準検討小委員会」を設置した。2013年夏季スケジュール開始時を目標に1日25便(年間2万回)拡大する予定で、それに向けた議論・検討を進めていく。7月27日に第1回の委員会を開催し、羽田発着枠の現状と検討課題を共有するとともに、各委員が配分基準に対する意見を述べた。これまで国内定期便の発着枠は、新規航空会社への配分を重視し、競争促進をめざしてきた。また、地方路線の維持・充実のため、幹線以外の配分や3便ルールなども創設された。...