ドイツ・ポツダム、今年は「フリードリヒ大王」生誕300年
ベルリンを首都とするプロイセン王国を欧州の列強に押し上げたフリードリヒ二世(フリードリヒ大王)は、今日でも親しみを持って老フリッツと呼ばれています。今年 2012年は王の生誕300年に当たり、王家居城地のポツダムとベルリンではさまざまなイベントが開催されます。なかでも話題は6月に初演を迎えるミュージカル「フリードリヒ 神話と悲劇」です。啓蒙主義者、才能ある音楽家、優れた軍人で国家元首という面と、絶対主義者、人間不信、名誉に執着する将軍など様々な面を併せ持つ興味深い人物をミュージカルで描き出します。ポ...