12年春闘、10年水準まで回復はかる-11年秋闘、観光業で一時金微増
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は2012年春闘で、年収水準の2010年の水準までの回復をはかる考えを示した。同連合によると、ここ数年の交渉では賃金カーブを維持してきたが、一時金では前年の水準を大きく下回っており、年収ベースでみると低下しているという。春闘では観光立国にふさわしい「魅力ある産業への進化」と雇用の確保を前提に設定。賃金カーブを維持・確保した上で、11年春闘から活用している「指標」に基づき、中期的賃金目標の「35歳年収550万円」達成をめざす。指標を活用しない場合も...