サービス連合、春闘は震災で一時金交渉難航-組織拡大、12年度2500名目標に

サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)によると、2011年の春闘は、東日本大震災の発生にともない、交渉の一部中断や要求自体の凍結を余儀なくされた加盟組合が続出した。多くの加盟団体では定期昇給の賃金カーブ維持分の確保はできたが、一時金については年間協定の締結は少数に留まり、夏期のみでの決着が多数を占める結果となった。観光・航空貨物業では、賃金改善要求について、6月21日現在集計できた合意16組合の加重平均は5609円(1.70%)、単純平均は6513円(2.00%)となった。サービス連...