トップインタビュー:大韓航空日本地域本部長 權炳燦氏

震災乗り越え日本発需要はプラス成長
韓国発も今年後半に回復見込む

一昨年のヨンピョン島砲撃事件、昨年の東日本大震災などの影響を受けて冷え込んだ日韓間の航空需要。しかし、大韓航空(KE)はそうした中でも、需要は早いスピードで回復すると予測し、主要路線で運休・減便はおこなわず、ネットワークを維持。現在では、韓国発需要については依然として影響は残るものの、日本発需要は急速に回復し、前年実績を上回る勢いだという。激しい市場の変化の中で日本地域本部長に就任した權炳燦氏に2011年を振り返ってもらうとともに、2012年以降の見通しについて話を聞いた。(聞き手:弊誌編集長 松本...