泊食分離や母娘の旅 山代温泉・瑠璃光、新中経で宿づくり/石川

石川県山代温泉の瑠璃光(萬谷正幸社長)は今年で開業20周年を迎えた。この節目の年に、将来的な展望を見据えて新中期経営計画を策定。明確な目標とコンセプトを掲げながら、時代に適応した魅力ある宿づくりに取り組んでいる。計画では、今後の旅館経営のあり方として、10年後は泊食分離や定点滞在型観光が主流となると予想し、時代に適した「新しい常識」の構築の必要性に言及。その上で、販売面では2014の北陸新幹線金沢延伸に伴う首都圏や、インバウンド、MICEへの営業を強化するなどして年間宿泊客10万人の達成を目標に掲げ...