仙台空港、周辺地域の排水対策開始−排水ポンプ車活用も
東北地方太平洋沖地震の影響で閉鎖中の仙台空港について、空港利用再開にむけた排水対策が進行中だ。国土交通省河川局河川計画課によると、地震の影響で仙台空港や周辺の低平地の広範囲が浸水しており、住宅地に加え仙台空港アクセス線、下水処理施設等が浸水による被害を受けているという。国土交通省は浸水対策として、排水路などの障害物の除去による自然排水の促進のほか、同省が全国に配備している排水ポンプ車約20台を集め、名取川河口から阿武隈川河口の浸水区域において、3月20日から本格的に排水活動を開始。排水ポンプ車による...