地熱発電開発に反対 日本秘湯を守る会、全会員が温泉協加入

日本秘湯を守る会(佐藤好億会長=福島県二岐温泉・大丸あすなろ荘)は先ごろ開いた総会で、全193会員が日本温泉協会に加入すること決めた。佐藤会長は「国がCO2削減目標を設定するなか、自然エネルギー開発として地熱発電開発を進めようとする流れに危機感を持っています。既存の温泉への影響が懸念される地熱開発を拡大すれば将来に禍根を残します。旅行者を巻き込みながら国に対してものを言っていく」とし、日本温泉協会に全会員加入することで協会を通じ地熱発電反対の発言を強めていく考えを示した。総会は昨年12月21日、静岡...