新春トップインタビュー:日本航空社長の大西賢氏

更生計画は想定通りに推移 まずは財務体質の強化を優先 昨年、更生計画のもと復活への第一歩を踏み出した日本航空(JL)。不採算路線からの撤退、機材のダウンサイジング、コスト構造の変革、人員削減、収益力強化などを通じて、まずは筋肉質な財務体質に変革していく取り組みを進めている。「これまでのところ再生計画は想定通り」とJL社長の大西賢氏。再生に向けた歩みは着実に進んでいる。オープンスカイ、共同事業、羽田国際化などビジネス環境が大きく変わるなか、どのような舵取りをしていくのか。2010年の振り返り...