航空局次長、羽田の次の課題は再拡張−航空政策研究会のシンポジウムで講演

  • 2010年11月2日

国土交通省航空局次長の石津緒氏は10月28日、航空政策研究会主催の航空シンポジウムで講演し、羽田空港の32年ぶりの国際定期便就航後の課題として、3年後の発着枠拡大を見据えた施設拡大、羽田空港周辺地域の整備、C滑走路の延長の3点をあげた。石津氏はまず現在進める航空行政について言及し、国土交通省成長戦略会議で打ち出された、羽田と成田の強化、オープンスカイの実施、自国から相手国を経て第三国へ輸送する「第5の自由」とよばれる以遠権を含む自由化など、6つの戦略を紹介。この戦略のもと、国土交通省では運賃の下限撤...