JATA、10年度は「会員目線」最重視、需要創出や構造変化など対応進める
- 2010年4月8日
日本旅行業協会(JATA)は2010年度の事業計画で、全般的な取り組み姿勢として“会員目線”を最重視する方針だ。JATA事務局長の奥山隆哉氏は、2009年度は需要の落ち込みに加えて、国際航空運送協会(IATA)の債務保証問題、ゼロコミッションの本格化、オンライン旅行会社の伸張、高速道路料金の値下げなどの構造変化が予想以上に急速に進んだと指摘。このため「会員の中に閉塞感が広がっている」ことから、「会員の考えを謙虚に確かめながら」事業を展開する必要があるとした。閉塞感の打破に向けては、「旅行意欲の創出」...