全日空、2009年の国際線旅客数は5%減、下半期は好調に推移

  • 2010年2月12日

全日空(NH)の2009年の国際線旅客数は、前年比5.4%減の395万2450人となった。需要をあらわす有償旅客キロ(RPK)は4.8%減となったものの、座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)を8.3%減と絞った結果、利用率は2.7ポイント増の73.0%となった。特に新型インフルエンザが発生した上半期は、旅客数が16.6%減の178万9331人と大幅に減少。利用率も6.0ポイント減の66.1%と苦戦した。方面別の旅客数も、23.5%減の35万365人となった北米をはじめ、すべて2ケタ減となった。...