外航各社も休減便の動き、U/Lルール停止受け−景気、新型インフル影響大
国土交通省航空局によると、成田と関空の発着枠に関する規制「U/Lルール」を一時停止したことにより外国航空会社の運休や減便の申請が増えている。これは需要低迷によって航空会社の経営が圧迫されることに配慮し減便や運休をしやすくすることを目的とした措置で、日系航空会社ではすでに、日本航空(JL)が両空港の路線の一部の休減便を決定。全日空(NH)も同様の方針を示している。景気後退や新型インフルエンザのあおりで航空会社が大きな打撃を受けるなか、収益性の確保にむけて座席供給量を削減する動きが顕在化してきた。デルタ...