旅のテーマ:アニメの舞台を訪ねる(4)ベルギー、フランダースの犬

  • 2009年4月16日

火付け役は日本人観光客 ベルギー北部、アントワープとその郊外にあるホーボーケンを舞台にした「フランダースの犬」。原作は1872年にイギリス人作家のマリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメーによって書かれた児童文学で、その後、映画やテレビアニメになり、日本ではすっかりおなじみの物語となっている。物語の主人公は、農村ホーボーケンに住む貧しい孤児の少年ネロとその愛犬パトラッシュ。村人から預かったミルクを毎日荷車に載せてアントワープまで運び、市場で売っている。ネロには将来、画家になりたいという夢があり、いつか...