ニューミドルマンへの転換を−他業界の意見から旅行業の価値を探る

  • 2009年3月4日

日本旅行業協会(JATA)は2月24日の経営フォーラムで「エージェントの存在価値を探る〜旅行業の役割とは?〜」と題した分科会を開催。モデレーターを務めたジェイティービー(JTB)常務取締役の志賀典人氏は、IT化やコミッションカットなどの変化により、欧米では1990年代後半から2006年頃までに旅行会社が40%減少し淘汰されたこと、さらに現在の経済危機をあげ、このなかで日本の旅行業が利益を確保していくためには「消費者の意識や価値観が変化することに着目しなければならないのではないか」との問題提起をした。...