旅行業倒産件数、1月は2件で負債も小額−宿泊業は大型倒産が発生

東京商工リサーチ(TSR)によると、2009年1月の旅行業倒産件数は2件(前年:3件)となり、負債額は7000万円(同:6億5500万円)となった。地方の旅行業者で小口倒産であったため負債は小額となったが、TSRは「景気低迷により必ずしも業況が良いとはいえない」とし、年度末に向けて注意が必要と説明している。一方、宿泊業は件数が13件(同:9件)、負債が129億6600万円(121億2900万円)となり、ともに前年を上回った。負債額が25億9600万円など大型倒産が3件発生し、負債額を引き上げた。TS...