08年の旅行業倒産件数は59件で負債総額も114.5%増の83億9800万円と大幅増

東京商工リサーチ(TSR)によると、08年の旅行業倒産件数は前年比18%増の59件(前年:50件)で、負債総額は114.5%増の83億9800万円(前年:39億1500万円)と大幅に増加した。負債総額の大幅な増加は、10月にはゲートウェイ21が破産し負債額12億9000万円を記録、11月にはエキスプレス・トラベルの負債額が15億円にのぼったことが影響したようだ。また、別の大きな要因としては、秋以降の金融不況の影響を受けた販売不振も考えられる。TSRでは、今年は実体経済がさらに冷え込む可能性があること...