本保長官、環境激変も「難しい時期こそ力つく」−トラベル懇話会
観光庁長官の本保芳明氏は1月6日、トラベル懇話会の第31回新春講演会で挨拶に立ち、「厳しい環境の中で船出できたことは良かった」と強調した。これは、「難しいときに仕事をしてこそ力が付き、ノウハウも蓄積できる」との考え。本保氏は「古い組織は体質を変えにくいが、観光庁は新しい組織であり、ここで得られる経験が良い組織を作る」とも言及。その上で、「報道では厳しさばかりが強調されるが、次の時代の発展をめざし、明るく力強く荒波を航海していこう」と呼びかけた。2008年10月の観光庁設立以来の取り組みについての説明...