11月の出国者数・訪日客数が2ケタ減−観光庁長官、緊急対策を準備
日本政府観光局(JNTO)によると、2008年11月の日本人出国者数は前年比14.1%減の124万7000人、訪日外客数は19.3%減の55万3900人となった。いずれも2008年で最大の下げ幅。出国者数は、円高はプラスに作用したものの、景気後退などで消費マインドが冷え込み、訪日外客数は中国と香港で過去最高を記録したものの、シンガポールやフランス、韓国、台湾、タイ、オーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツからは減少した。観光庁長官の本保芳明氏は、訪日外客数について「12月の数値によっては通...