総額表示の対応に相違、各社の思惑様々−燃油サーチャージの急落で
来年上期商品のパンフレットで、燃油サーチャージをどう表示するか――。燃油価格の急落を受けて、旅行各社の動きが分かれはじめている。国土交通省は、6月30日の改正通達で「燃油サーチャージは旅行代金に考えるべき」と定め、「当面の間」は燃油サーチャージの目安額を旅行代金の近くに表示する「近接表示」を認めつつ、一義的には旅行代金に含めて表示する「総額表示」を求めた。これに対して、エイチ・アイ・エス(HIS)は11月から全商品を総額表示に統一し、ジェイティービー(JTB)と近畿日本ツーリスト(KNT)は来年上期...